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クリニックブログ

お口の中の汚れについて

こんにちは!

歯科助手の加藤です。

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか?8月ももうすぐ終わりますね。

お盆はどのように過ごしましたか?

私は東山動物園のナイトズーに行ってきました!

夜の動物園は、お昼とはまた違った雰囲気があり楽しかったです。

来年も開催されていたら是非行きたいと思います!

 

 

今日のブログは歯に付着する汚れについてのお話です。

皆さんは定期的に歯科の定期健診に通っていますでしょうか?

 

当院では定期健診の受診は基本的に2~3カ月に一度の受診を推奨しています。

2~3カ月?歯も痛くないし…

半年に1回、1年に1回じゃダメなの?そんな頻繁に歯医者に通うのはめんどくさい…

と疑問に持たれる方もいらっしゃると思います。

では、なぜ2~3カ月を推奨しているのか?

もちろん個人差はありますが、歯周病や虫歯を初期段階で発見できたり、歯垢が溜まり続けるのを防げます。

そして、ご自身で毎日しっかり歯ブラシをしていても歯ブラシだけでは落としきれない部分や汚れがあります。

この汚れについて詳しくご説明します。

 

プラーク

虫歯菌や歯周病菌をはじめとする微生物の固まりです。

 

 

写真の左がプラークに色を付けた写真です。

 

色は黄白色をしている粘着性の物質で1㎎に数億から数兆個もの細菌がいると言われています。

食後8時間程で生成されます。

このプラークの中いる細菌は便に含まれている細菌の数とほぼ同じと言われています。

 

水やうがい薬でうがいをしても除去はできないのでブラッシングなどで物理的に汚れを落とすことが大切です。

 

 

バイオフィルム(菌膜)

バイオフィルム(菌膜)とは、固体や液体の表面に付着した微生物が形成する膜です。

 

キッチンやお風呂場、洗面台などの水場では、汚れが付着している場所をそのままにしておくとヌメリがでてきますよね。

バリアフィルムも同じでプラークなど汚れが付着することでヌメリが生じてきます。この水場で発生するヌメリが口腔内でいうバイオフィルムという事です。

 

 

このプラークやバイオフィルムを除去することが虫歯や歯周病を予防するほか、体の健康を守る最も重要なことです。

定期的に歯医者でこのバイオフィルムを破壊することが重要です。

バイオフィルムを破壊することにより、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができるのです。

プラークはブラッシングで落とすことができますが、バイオフィルムは強固なタンパク質の塊なので一度付着してしまうとなかなか落とすことが難しい膜で、歯磨き粉や洗口剤でも取り除くことが困難です。

 

虫歯や歯周病にならないためにはバイオフィルムを除去することが大切です。

このバイオフィルムは上記で述べた通り、自身の手で落とすことは難しいといわれているため歯科医院で専門的な器械、器具を用いて落とすことが大切です。

 

↑ 専用の器具を用いて歯面のバリオフィルムを落としている様子

 

以上のことから定期的に歯科医院で歯の掃除を行うことにより口腔内の最近の数を減すことにより虫歯や歯周病のリスクを減らすことができるのです。

 

いかがでしたでしょうか?

ご不明な点はございましたらお気軽にスタッフにお声がけ下さいね。

 

以上、歯科助手加藤でした。