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クリニックブログ

夏に気を付けたいこと

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

猛暑が続き体力が奪われますね。

ヘルパンギーナやコロナなどまだ流行っているみたいなので引き続き気を付けていきたいですね。

 

では、本題に入っていきます。

夏も終盤を迎えますがまだまだ暑い日が続きます。

そんな暑い日のお口のトラブルについてです。

暑い日が続いているので熱中症対策で水分や塩分補給している方がいるかと思います。

そこで注意していただきたいのが砂糖を含まれている食品です。

厚生労働省のホームページにも熱中症対策にスポーツドリンクの記載がありました。

ですが、アクエリアスなどのスポーツドリンクは砂糖がたくさん入っています。

ジュースとあまり変わりません。

砂糖が入っている食品を長い時間口に含んでいる、間隔が短く口に含んでいると

むし歯のリスクが高くなってしまいます。

どういうことかと言いますと、

↑ステファンカーブ

本来お口の中は中性です。

そこでお砂糖の入った物(でんぷんも)を摂取するとお口の中が酸性になり

時間をかけて唾液が中性へ戻してくれます。

食べる回数が少ないほど酸性の時間が短いのでむし歯のリスクが低くなります。

逆に食べる回数が多いと酸性の時間が多くなりむし歯のリスクが高くなってしまいます。

スポーツドリンクは、熱中症対策としてこまめに摂取してしまうとお口の中が酸性の時間が多くなってしまうのでなるべくお茶や水に変えてもらうと良いかと思います。

 

スポーツドリンクで水分補給をしてしまうと

血糖値が急激に上がりそれが習慣化してしまうと糖尿病に罹患しやすかったり、

ペットボトル症候群になりやすいみたいです。

ペットボトル症候群とは…糖を含む清涼飲料水を大量に摂取することで高血糖状態になっているにもかかわらず、さらに飲むという行為を繰り返すことで起きる。

吐き気や腹痛がみられるが、進行すると意識障害や昏睡に繋がること

糖はエネルギーなので、そこでエネルギーを摂取してしまうと食欲がなくなってしまうとも言われています。

食欲が落ちてしまうと余計に熱中症や夏バテになってしまい悪循環になってしまいますので気を付けてください。

 

他に熱中症対策で

塩飴などで塩分を摂取してしまうとお口の中が酸性の時間が長くなってむし歯になりやすくなります。

なるべく食事で摂取してもらった方がいいと思いますがもしぱっと摂取する場合は、

タブレットなどなるべく短い時間で収まるものが良いかと思います。

むし歯は急劇に食生活などでなることもあるかもしれませんがほとんどは日々の積み重ねで起きてくるのでこういったことを少し意識してもらうだけで変わってくると思います。

 

良かれと思ってやっていたことが実は…ということもあるので正しい情報を取り入れて、体もお口の健康も良くしていきましょう!

 

お口のことで悩みがある場合は是非てらもと歯科医院へご連絡下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、歯科衛生士平田でした。