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クリニックブログ

おやつは「第四の食事」

こんにちは、歯科助手の永井です。

コロナによる自粛ムードも徐々に緩和されて、行動がしやすくなってきましたね。

GWの予定はもう決まりましたでしょうか。我が家は伊勢に旅行する予定です。

旅行は楽しみですが準備をするのが苦手で、毎回前日にならないと動けない人間です…

今回こそは早めに済まそうと思いつつも、なかなか変われないものですね(^^;

 

さて今回は幼児期のおやつについてのお話です。

幼児期は乳歯が生えそろう大切な時期なので虫歯にならないように正しい食習慣とお口のケアを心がけたいですね。

幼児期のおやつには以下のような目的があります。

 

★栄養補給

子供はまだ胃が小さいためたくさんの量を食べることが出来ないことや、消化機能の発達が不十分で一日三回の食事では必要な栄養を摂ることが出来ません。

そのため、おやつでの栄養補給が必要です。

おやつは子供にとって「第四の食事」と言われるほど成長に欠かせないものです。

おやつと聞くとお菓子など甘いものをイメージしがちですが、日常的に甘いものを与え続けるのは虫歯のリスクを増やす原因になってしまうため注意が必要です。

 

そこでおすすめなのは子供に特に不足していると言われるカルシウムやたんぱく質を含むものです。

牛乳・チーズ・ヨーグルト・ふかし芋・果物・小魚などがあります。

単体で食べられない場合はチーズやお芋が入ったパン、小魚やゴマを入れたおにぎりなど食べやすいものに変えてもらうのも良いかと思います。

ただ子供に限らず大人もたまには甘いものが食べたくなりますよね。

そんな時は砂糖を含まず、キシリトールなどで甘みをつけてあるものや、下の表を参考に砂糖を含んでいてもなるべく歯に残りにくいものを選んでみてください。

(院内では別の表をお渡ししています。ご希望の場合はお声がけください。)

 

よく噛んで食べるといいことがたくさんあります。

・消化を助ける

・唾液の分泌を促す

・脳の働きを活発にする

・顎の成長を促す など。

食材を与える場合は噛み応えがあるよう年齢に合わせて少し大きめに切り、細かく刻みすぎないこともポイントです。

⚠お子様が喉に詰まらせないよう十分にご注意ください。

 

★食育

食事は子どもにお手伝いを始めさせるのにも最適です。

子どもに食事の準備をお手伝いさせたくても熱い食べ物や汁物などはなかなか難しいですが、おやつであれば子どもが自分でも運ぶことができ、安心してお手伝いをしてもらうことができます。

また時間があれば子供と一緒に手作りのおやつを作ってみるのもいいですね。

朝昼晩の食事では食べさせるのが精いっぱいでも、おやつなら大人も少し余裕をもって食べさせることができるかもしれません。

これらは食事への興味を持つことや楽しさを感じるきっかけへと繋がります。

 

【おやつを与える際のポイント】

・おやつの時間を決めましょう。

・ダラダラ食べに注意しましょう。

・おやつを食べた後は歯磨きをしましょう。

(難しい場合は、食後に水や麦茶を飲みましょう。)

 

子供も大人もリフレッシュを兼ねて、おやつが楽しい時間になるといいですね(^^♪