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クリニックブログ

特殊な歯をご存じですか?

みなさんこんにちは。歯科助手の平野です。

 

あっという間にゴールデンウィークが終わってしまいましたね。

そしてコロナも3年以上がすぎ、5月8日から分類が第五類に変わりました。

もちろんこれからも気をつける必要はありますが、少しずつ以前の活気が戻りつつありますね。

今まで我慢してきた分おもいっきり出来ることをしていきたいと思います。

 

さて、今回は特殊な歯をご紹介していきたいと思います。

 

そもそも歯は乳歯が生えてきて成長と共に永久歯に順番に生え変わっていきます。

もちろん個人個人で歯の並び方や歯の形状は様々ですが、乳歯や永久歯が生えてきた時にこの歯は何?と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

(乳歯)

癒合歯⇒乳歯が2本くっついて生えてしまった歯のことを言います。

特徴1:歯と歯がくっついていることにより間がむし歯になりやすいです

※乳歯は永久歯と比べてもむし歯になりやすいので要注意です

特徴2:乳歯から永久歯への生え変わりの時に通常と比べ歯が大きいので自然には抜けない場合もあり歯科医院で抜歯が必要になることが多いです

特徴3:永久歯がもともと欠損していることもあるので、今後歯並びに影響してくることがあります

 

先天性歯(鬼歯・魔歯)⇒乳歯といえば6~8か月で下の歯から生えてくるのが一般的と言われているのですが、生まれてすぐ〜3ヶ月くらいの間に生えてきてしまった歯のことを言います。

特徴1:発生頻度は1000人のうち1人2人くらいの割合だそうです

特徴2:白くきれいな歯ではないことが多く茶色がかっていたりもします

特徴3:歯の構造が不完全のため表面がざらざらしていたり凹凸があったり、エナメル質が薄くもろい性質もあるそうです

特徴4:下の前歯に生えることがほとんどだそうです

※まだ赤ちゃんがお母さんの授乳に慣れていないのに歯があることでお母さんの乳を傷つけてしまったりして痛くてとっても苦労するようです。

 

(永久歯)

矮小(わいしょう)歯⇒他の歯に比べて小さい歯のことを言います。

特徴1:上顎の前から2番目の歯や小臼歯と言われる前から5番目の歯が多いそうです

特徴2:大きさは個人差がありますが、見た目が気になる場合プラスチック製の樹脂を足していく場合や被せ物をする場合もあります

※上記の治療法は必ずしも全ての方が可能なわけでなくお口の状況によります

 

その他には、

先天性欠如歯⇒生まれつき永久歯が足りない場合のことを言います。

そのまま乳歯が残る場合もあれば、抜けてしまう場合もあります。

状況によりますが、空いているスペースにインプラントやブリッジや入れ歯、もしくは矯正治療をすることが多いです。

 

過剰歯⇒通常乳歯が20本・永久歯が28本から32本に対し、それよりも多く歯が生えてしまっているもしくは埋まってしまっている状態のことです。

過剰歯は必要な歯に様々な影響を及ぼすおそれもあるようです。

 

いかがでしたでしょうか。

このように様々な特殊な歯があります。

ちょっとでも歯に疑問を感じた方は是非一度ご来院いただき、ご相談いただければと思います。

スタッフ一同お待ちしております。