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クリニックブログ

医薬品・医薬部外品・化粧品の違いとは?

皆さん、こんにちは!

歯科衛生士の武田です。

 

最近は暖かくなり心地の良い季節になりましたね!!

四月も中旬となりましたが、新生活を送られている方は新しい環境に少しずつ慣れてきましたか?

まだ、慣れてないなぁという方はもう少しでゴールデンウィークです!!

ゴールデンウィークになったらしっかりお体休めてくださいね!!

 

それでは、本題に入ります。

今日は洗口液に表示されている「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違いについてお話していこうかと思います。

 

皆さんは今何か洗口液を使用していますか??

ドラッグストアに行くとたくさんの洗口液がズラーっと並んでいて何がいいのか、どんな効果があるのかわからず悩んでしまいますよね。

洗口液のラベルを見てみると、医薬品、医薬部外品、化粧品のうちのどれかが表示されているかと思います。

とはいえ、どういった違いがあるのか…。

今日はその違いについてお話していこうかと思います。

 

まず、「医薬品」についてです。

医薬品は、医師や歯科医師によって処方されるものなので治療目的となります。

なので、歯を抜いた後の消毒作用がある洗口液や歯周治療後に炎症を抑える目的の洗口液は「販売」ではなく「処方」させて頂いております。

ただ、一部は医師・歯科医師の処方がなくても購入できる一般医薬品としてドラッグストアなどで販売されているものがあります。

例でいうと、カバのマークが特徴的なイソジンです。

イソジンは商品名ですが薬品はポピドンヨードが用いられています。

 

医薬品に関しては販売ではなく処方という大きな違いがあるのでわかりやすいかと思いますが「医薬部外品」と「化粧品」はどのような違いがあるのでしょうか?

 

まず、化粧品に関しては人体への作用が緩和なもので、見た目を美しくし、清潔・健やかにに保つものとなっています。

こちらは、各都道府県知事への届け出のみで製造することが可能です。

「医薬部外品」は化粧品とは違い、各都道府県知事や厚生労働大臣が承認するものです。

人体への作用が緩和なものという点は化粧品と変わりませんが有効成分を配合しているので予防効果があります。

 

例えば、ドラッグストアなどで購入ができるお口くちゅくちゅモンダミンでおなじみの

モンダミンは化粧品に分類されます。

 

しかし、最近当院で販売を始めたモンダミンハビットプロという洗口液は医薬部外品に分類されます。

 

同じモンダミンなのに何が違うのかというとドラッグストアで販売されているモンダミンは口臭予防やお口の中をすっきりさせたいというのが目的で当院で販売しているモンダミンハビットプロはCPCという歯垢を付着させにくくする作用や歯茎の炎症や出血を防ぐ作用が入っています。もちろん、こちらも口臭予防や口内の爽快感はあります。

このような違いがあるためハビットプロはドラッグストアでの販売はされておらず、完全に歯科専売のものとなっています。

 

 

どうですか?

「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違いお分かりいただけたでしょうか?

 

今回は洗口液でお話ししましたが、歯磨剤に関してもこのように分類されています。

歯磨剤に関しての医薬品はイソジンと同様で一般医薬品か医薬部外品・化粧品がほとんどの割合を占めています。。

ぜひ、購入の際はラベルをチェックしてみてください!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

歯科衛生士 武田