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クリニックブログ

お子さんの大切な歯を守るために~態癖について~

スタッフブログ

こんにちは!歯科助手の寄金です!

12月に入り、より一層寒くなりましたね!

家の中にいても寒いので、こたつを買おうか迷っちゃいます(笑)

 

さて、今回は態癖についてお話ししていこうと思います!

 

まず、態癖とは何かと言いますと、普段の姿勢や癖のことです。

例えば、頬杖うつ伏せ横向きで寝る、唇を巻き込むなど様々あります。

これらの態癖に心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

 

実は私も態癖がある1人でした。

以前当医院で矯正をしたという投稿をさせて頂きまして

そこに歯が内側に倒れているため矯正をしたと書かせて頂きましたが

内側に倒れてしまった、そもそもの原因はこの「態癖」が大きく関係しているようです。

 

私自身、横向きで寝たり頬杖をついたり態癖があるという自覚があって

小学生の時の写真と比べると歯が内側に倒れているなと感じました。

この態癖歯列矯正で使うワイヤーやゴムの数倍の力があると言われており

態癖があることで歯列矯正が思うように進まなくなった

せっかく矯正をし終えてもまた歯並びが歪んでしまったりすることもあります。

 

さらに、態癖が及ぼす影響は歯並びだけではありません!

お顔や全身の歪みに繋がり見た目が歪んでしまうだけではなく

顎に負担がかかることで顎関節症の原因になったりと

顎や身体に痛みが出るなどの症状が出る恐れもあります。

 

当医院では虫歯をただ治療するだけではなく、いろんな視点から

なぜ歯を削らなければならなかったのか、失わなければならなかったのか

その原因を特定し、治療後に歯を悪くしないための環境作り

どうしていけばいいかと言ったところも大切にしています。

 

私も、よくお母さんに「頬杖ついたら歪んじゃうぞ~」とか

ポカンとしてると「お口開いてるよ!」とか「良く噛んでたべてね」とか、

「歯磨きしなさい、歯はとっても大切よ!」と言われてきました。

みなさんも1つは誰かに言われた経験があるのではないでしょうか?

 

お母さんが教えてくれたことはとても大切で

例えば頬杖歯並びや姿勢に関係してくるので

歯や骨の負担の原因になってしまうこと。

ポカン口は歯並びだけではなく、舌の機能の低下や、

嚥下機能の低下による誤嚥性肺炎など全身の健康に関わってくること。

よく噛むことで胃への負担を減らし消化を助けるだけではなく

脳も活性化されて認知症も予防できるかもしれないということを学びました。

 

てらもと歯科医院で歯科助手として働きつつ学んでいくことで

幼い頃、いつもお母さんが教えてくれたことは

どれも大切なことだったのだと気付くことが出来ました。

 

ところで、そもそもお母さんはなぜそんなに知っていたのか気になって

お母さんにどこで知った知識なのか聞いてみると

「歯は大切にしなきゃと思って自分で調べたこともあるけど

もともとはおばあちゃんが教えてくれたことだよ」と言っていました。

 

おばあちゃんはお母さんの歯を守るために、

そして、お母さんは私の歯を守るために伝えられてきたことと知り

歯を守るためには自分だけではなく家族の支えも必要だと感じました。

 

それだけではなく、私の両親は私の歯を守るために生まれた頃から

「3歳まで虫歯菌をつけないように」と泣きじゃくる私の歯を父と協力して

毎日磨いてくれたり、定期検診に連れて行っていたと聞きました。

 

私はそのころの記憶がなかったのですが、両親の話を聞いたり

ホームビデオ見たりしたときに、両親が私の歯を大切に守ってくれたから

今、私は虫歯がなくここまでこれたんだと初めて気付きました。

これも歯科医院で働かなかったら気付けなかった感謝の気持ちですね。

 

当医院にも0歳から小学生、中学生のお子さんもたくさん定期健診に通っていただいております!

お子さんの歯を守れるのは歯医者より前に親御さんです!

歯磨きや態癖は日々の生活の一部になっているものなので

幼いころから正しい歯磨きや姿勢を身につけることで

自分で自身の健康を守れるようになり、それをまた引き継ぐことが出来ます!

 

私は歯医者さんや歯みがきに全然慣れなかったですし時間はかかりましたが、

両親のおかげで今はちゃんと歯磨きをできるようになり今も虫歯はありません

私がそうだったようにお母さん、お父さんの努力はお子さん見ていますから

それを分かったくれる時が必ず来ると思います。

お母さんお父さんいつもありがとう。

 

自分の生まれ持った歯は1度失うと元には戻らない

とっても大切でかけがえないものです!

 

これを機に自分から子どもや孫の代へと

歯を守るためのバトンが繋がっていけば嬉しいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

歯科助手 寄金