乳児、幼児の食事について
みなさんこんにちは歯科衛生士の平田です。
朝、夜と昼の気温差が寒くなって体調崩しやすくなってきましたね。
今年も残りわずかになりみなさんはやり残したことはないですか?
さて、今回は乳児の食事についてお話していきます。
私の周りもどんどんとお母さんになって育児を頑張っています。
どのように食べさせてあげたらいいか参考にしていただければと思います。
今年の1月にオンラインのセミナーと雑誌歯科衛生士を参考にお伝えをしていきます。
幼児の窒息事故について聞いたことがあると思います。
起こりやすい要因は様々ですが
例として
- 食事中に目を離す
- お子さんが手に届くとこに食べ物を置く
- 足がぶらぶらした状態、きちんとした食事の態勢になっていない
- 身体発育、口腔内機能発達に見合っておらず滑りやすい物などをあたえるなどが挙げられます。
窒息事故になった食品として
あめ
特徴 これはつるつるしているので飲み込みやすい
対策 砕いた氷を食べる練習させる
パン
特徴 スティックパンなど軟らかいので一口量が多くなってしまいやすい。
対策 ハード系のパンを使って食べ練習をする。
カップゼリー
特徴 つるつるしていて飲み込みやすい
対策 スプーンを使って食べるようしつける
経験積ませてからカップにチャレンジする。
などいきなり食べさすのではなく段階をふんでいろいろなものを食べてもらう方が良いと思われます。
丸のみを避けるために手掴み食べをさせることで目と手の協調運動、
手や指先で感触を経験するために役に立つと言われています。
これは一口で食べられる物なのか、前歯でちぎって食べないといけない物なのかも分かるようになってきます。
手掴み食べは離乳食が始まる頃から可能と言われています。
味付けは薄味で形が維持され、歯茎で噛むことができる軟らかさが理想です。
※必ず誰かが見てあげていてください!
更に離乳食をスプーンで食べさす時に口の周りが汚れて後が大変になってしまうので汚れないようにスプーンを持っていきたくなってしまいますが、
そのように食べさせてしまうと上唇が使われずポカン口になったり、
食べ物の温度感を感じれなくこれはあったかい食べ物、冷たい食べ物なのか分からない状態で口にはいると
びっくりしてしまいます。
なので、スプーンで近くまで持っていきそこからはおこさんが自分自身で上唇を使って食べることで温度感を感じることもでき、
上唇が鍛えられ口を閉じることができるようになります。
↓
(自らスプーンを迎えにいくイメージです)
口が閉じれないとのような支障が起きるかと言うと
虫歯になりやすい
歯並びに影響
風邪ひきやすい
鼻炎になりやすい
着色が付きやすいなどが挙げられます。
小さいうちから身についてることが重要です。
色々食べ方に工夫が必要になってはきます。
なかなかそこまで行き届かないと思いますが参考にしていただければと思います。
また、分からないことなどありましたらご相談下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上歯科衛生士平田でした。