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クリニックブログ

矯正後の後戻りについて

スタッフブログ

みなさんこんにちは。

歯科助手の平野です。

あっという間に8月ですね。

1年が過ぎていくのが早いです。

暑い日が続いていますので体を壊さないように気を付けていきましょう。

 

当院には暑い中でも沢山の患者様が歯のクリーニングや治療などでいらっしゃいますが、子供から大人まで矯正でお越しいただく患者様も多いです。

今回お伝えしたいのは、大人の方の矯正がひと段落した後の注意点です。

 

まずは、矯正をスタートする方の流れをお伝えします。

〇初診で矯正相談

(保険診療で全体のお口のレントゲンや口腔内写真を撮影し、それらの資料を元に今の現状をわかる範囲でお伝えしていきます)

〇資料取り(自費診療22000円〜)

※より正確な資料が必要となるため1時間程お時間を頂戴します。

https://www.tera-dental.com/inspection_method/

↑↑ HP上に検査の内容を掲載していますのでよろしければご覧ください。

内容全てを行うわけではありませんが必要な資料をお取りします。

↓≪1週間ほどの期間が必要です≫

〇診断(資料取り料金に含まれています)

※矯正期間につきましては、お口の状態などにより異なってまいりますがだいたいの目安期間も診断にてお伝えしております。

※小児矯正と大人矯正では値段も内容も全く変わってきます。

〇矯正スタート

 

基本的には、最終的に歯が並び上下で噛み合うまで何年かかけて矯正の調整を行い、いよいよ装置を外し後戻り防止装置(リテーナー)に移行します。

当院ではこちらのリテーナーを使用することが多いです。

上顎    下顎 

 

※お口の状態により上記と違う装置であったり、固定式にすることもあります。

ワイヤーなどの固定の装置が取れたから矯正が終了というわけではありません。

矯正後は歯が安定せず動きやすい状態になっています。

矯正は歯に力を加えることで、歯槽骨の歯の穴の向きが変わったりもします。

その為、矯正装置を外した直後だと歯を支える骨がまだ固まっていない状態なので後戻りや歯列の乱れが起こりやすくなるそうです。

 

ですので、当院では最初からリテーナーの料金も含めてご案内をしております。

目安の期間はリテーナーセット後より1年間はしっかり歯磨きと食事時以外はつけていただき、それ以降もなるべく就寝時はつけていただければと思います。

 

そして、態癖と言われる普段の癖も後戻りに影響してきます。

普段から唇を噛んだり唇を吸い込むような癖があると、歯を強く押してしまい歯並びを悪くする原因にもなります。

 

また、舌は何もしていない時は上顎に沿って前歯に触れず治まっているのが正常です。

その舌のポジションが悪くて前歯に触れていると、無意識に前歯を押し続けてしまい歯が動く原因となります。

 

他には、うつ伏せ寝や横向きで寝ていたり、頬杖なども普段ついている場合は後戻りの要因にもなってきます。

 

私自身も数年前に矯正をし、今はリテーナーを夜は必ず装着しているのですが、態癖があり舌のポジションが元々悪く無意識に前歯を押してしまい前歯が少々飛び出しています。

なるべくリテーナーを夜だけでなく日常もつけたり、なるべく舌がポジションにあるようにするなど気をつけなければと身に染みています。

せっかく痛い思いをして何カ月から何年と矯正を頑張ってきたのにすぐに戻ってきてしまうことはとてももったいないので是非上記の内容を注意してみてください。

 

矯正にご興味がある方は是非一度ご相談いただければと思います。

みなさまのご来院スタッフ一同お待ちしております。