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クリニックブログ

歯医者は学校?!

みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です

 

天候の安定しない日が続き私は関節痛に悩まされています(-_-;)

なんだか気分も下がりますね。

何か良い気分転換の方法がありましたら、ぜひ教えてください(*^^*)

 

それでは、本題に入っていきます!(^^)!

 

『子供が歯磨きを嫌がる』

『声をかけないと歯磨きしてくれない』

『ただ歯ブラシを口に入れているだけで磨いているように見えない』

『磨いたと言っているけど、磨いている時間が短い』

といった保護者のお悩みをよく耳にします。

 

子供が自分磨きのスキルを身に着け、それを習慣にしてもらうにはどうしたら良いのでしょうか?

仕上げ磨きを卒業して良いかどうか、何を基準に判断すれば良いのでしょうか?

 

歯は生後6か月前後で最初の乳歯が生えてくることが一般的です。

その後、順番に乳歯が生えそろい、上下合わせて20本の乳歯が並びます。

 

6歳頃に“6歳臼歯”と呼ばれる永久歯が生えてきて、同時に乳歯から永久歯への交換が始まります。

小学生の間に生え変わりが進み、いずれは永久歯列が完成します。

 

仕上げ磨きは乳歯が頭を出してから、約10歳まで必要と言われています。

歯みがきの習慣は仕上げ磨きから始まります。つまり生後6か月頃です。

最初は清潔なガーゼや綿棒を使って汚れをぬぐってあげることから始まり、歯ブラシを自分で持って磨くようになり、汚れをきれいに落とすためのスキルを身に着けます。

子供が歯みがきを真剣に行わない大きな理由のひとつは『歯の大切さを理解していないから』です。

もちろん歯磨きを真剣に取り組んでも、不器用なお子さんの歯磨きで十分に汚れが落ちているかはまた別問題です。

 

残念なことに“正しい歯磨きのやり方”は学校で教わってくるものではありません。

それぞれのご家庭で学ぶ必要があります。

 

そうは言われても保護者のみなさんがプロ並みの仕上げ磨きを行い、お子さんに正しい歯磨きの方法や歯の大切さを教えるのは難しいですよね?

 

そんな時に、ぜひ親子で歯医者にご来院してほしいのです。

 

歯医者は『歯のことを知る学校』でもあります。

 

私たちはお口のクリーニングや歯磨きの練習だけではなく、なぜ歯磨きをしなくてはならないのか、なぜ歯が大切なのか、お子さん本人に理解してもらうための工夫を凝らしながらコミュニケーションをとっていきます。

定期健診に来ていただく事で、磨き残しのチェックを行い、改善するための方法を考え、練習して、お家で実践をします。

苦手を少しずつ克服することで、上手な歯磨きができるようになります。

 

仕上げ磨きは、上手に自分磨きができるようになるまでのサポートです。

仕上げ磨きを卒業した後に、口腔環境が悪化してしまうお子さんも多くいらっしゃいます。

それは、まだ十分な自分磨きが身についていなかったのかもしれません。

 

最初は歯磨きが嫌いなお子さんは大勢います。

歯磨きをするのに毎日大変な思いをしている保護者の方もたくさんいます。

苦労が多い子供の歯磨きですが、歯の大切さを学んだ時にはきっと感謝してくれると思います。

 

どうしたら歯の大切さを教えてあげられるか、上手な歯磨きができるようになってくれるか、悩んだ時にはお気軽にご相談くださいね(*^^*)

 

ご来院お待ちしております。

 

以上、吉田でした。