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クリニックブログ

虫歯になりやすいお菓子とは?

こんにちは。歯科助手の加藤です。

 

突然ですが…皆さんはお菓子は好きですか?

お菓子にもいろんな種類がありますが、砂糖が含まれているお菓子は虫歯の原因となってしまいます。

 

そして…お菓子の種類によって虫歯のリスクが大きく変わってきます!

どんなお菓子が虫歯のリスクを高くするのか…

リスクが高い順から発表していきたいと思います。

 

虫歯になりやすいおやつの例

★の数が多いほど虫歯のリスクが高いです。

 

危険度★★★★

・キャラメル

・砂糖入りガム

・アメ

・ソフトキャンディ

  

砂糖を多く含んでいて長時間口に入れるものは歯を溶かし続けてしまうため、お菓子の中でもリスクが高いです。

 

 

危険度★★★

・チョコレート

・クッキー

・ケーキ

・菓子パン

  

砂糖を多く含んでいて歯にもくっついて残りやすいため虫歯になりやすいです。

 

 

危険度★★

・アイスクリーム

・アイスキャンディ

・ゼリー

・プリン

・加糖ヨーグルト

    

糖が含まれていますが、歯にくっつきにくいため比較的虫歯になりにくいです。

 

危険度★

・ポテト

・せんべい

・りんご

・バナナ

・さつまいも

     

糖が含まれていないお菓子、またはリンゴやバナナなど食べ物そのものの糖分は虫歯になりにくいです。

 

 

虫歯のリスクは食べ物によって異なりますが、種類だけでなく下の図のように様々な要因が関係しています。

もともとの歯の質や、糖分を含んだ食べ物の量、だらだらと食べ続けることによってお口の中の酸性になる時間が増えることにより菌が繁殖し虫歯になりやすくなります。

 

 

虫歯の条件

・虫歯になりやすい質の歯

・歯垢(よごれ)をつくりやすい糖分などを含む飲食物や摂取の頻度

・虫歯菌(ミュータンス菌)の量

・時間の経過・きちんと磨けているか

・唾液の分泌が少ない、または酸を中和する能力の弱い唾液

が影響しています。

 

東京歯科大学の研究結果によると、虫歯になりやすいお菓子は

1位 キャラメル

2位 飴

3位 ウエハース

という順位だったそうです。

これらのお菓子には先程、記載したように歯にくっつきやすく長時間、口の中に残りやすいため虫歯になりやすいです。

砂糖入りの飴を食べるということは長時間虫歯の原因となる砂糖が口の中にいることになるので虫歯になりやすいのは容易に想像がつきますね…

おやつを摂取する際は砂糖の入っていないせんべいやポテトチップス、またはりんご、バナナなど天然の糖分のものだと虫歯になりにくいのでおやつに最適です。

 

砂糖入りのお菓子を食べない事が虫歯にならないための予防の一つですが…

やはりどうしても、おやつを食べたい時がありますよね!

そんな時はキシリトール配合の物を選んでいただくと、虫歯のリスクを下げることができます。

 

 

しまじろうのキシリトールタブレットです。

パッケージからしまじろうのキャラクターが可愛いですよね!

グレープとストロベリー味が入っています。

甘味料として砂糖の代わりにキシリトールが配合されています。

味も普通のタブレットのお菓子と変わりなく、とっても美味しいです◎

スーパーでも販売してあることが多いので気になる方は購入してみてください。

 

キシリトールのガムも効果的と言われていますが、

もともと噛みしめが強い方や、すでに神経がない歯(失活歯)が多い方はガムを噛み続けることにより負担がかかりやすくなるため、注意が必要です。

 

ただ気をつけていただきたいのが、キシリトールにはお腹をゆるくしてしまう成分も含まれているので食べすぎには要注意です。

食物繊維豊富な食べ物を大量に摂取した場合にお腹がゆるくなるのと同じ現象です。

 

いかがでしたでしょうか?

ご不明な点がありましたらスタッフにお気軽にお声がけ下さいね。

 

以上、歯科助手加藤でした。