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クリニックブログ

舌の役割と大人のトレーニング方法

スタッフブログ

みなさんこんにちは。

歯科助手の平野です。

だんだん秋らしくなり過ごしやすい気候になってきましたね。

秋といえば、食欲の秋♪

最近、手軽にできる簡単レンジレシピにはまっているので、もっとレパートリーを増やして食欲の秋を楽しんでいきたいと思います!

さて、前回のブログで「お口が臭う原因とは」というタイトルで少し舌のケアのことを書きましたので、今回はその「舌の役割と大人のトレーニング方法」についてご紹介できたらと思います。

まず舌の構造はこのようになっています。

ちなみに呼び方は様々です。した・べろ・ぜつ(歯科ではこのように呼びます)

(舌の役割)

咀嚼(そしゃく)と嚥下(えんげ)

咀嚼→食べ物を細かくなるまでよく噛むこと。

嚥下→食べ物を飲み込み口から胃へと運ぶ一連の動作のこと。

舌は唾液を分泌するのを助け、食べ物に消化液を混ぜ合わせ飲み込みやすい形にする働きがあります。

発声

言葉を発するのに舌の存在は必須です。

舌が上手に動くことにより異なった音を発する手助けをしています。

味覚(酸味・塩味・甘味・苦味)

舌の表面には味覚を感じるセンサー「味蕾(みらい)」があります。

味蕾は味細胞の集まりです。

歯並び

舌は歯を内側から支えていて、その舌が左右のどちらかに偏ってしまっていたり一部の特定の歯を押すなどの癖(舌癖)があると歯並びが乱れてしまいます。

舌にはこれらの役割があります!

ちなみに舌の機能・筋肉が低下すると顔のたるみの原因にもなってしまうそうですよ

小さい時から舌のトレーニングや舌を正しい位置に定着させていくことがベストです

そちらの内容は衛生士の宮本の前回のブログもチェックしてください!

https://www.tera-dental.com/2022/09/02/1694

私からは大人になってからできる舌のトレーニングについて少しご紹介したいと思います。

〇ベロ回し

・口を閉じた状態で時計回りに上下の外側の歯茎を3秒に1周目安でなぞり、それを20回目標で繰り返します

反対周りで同様のことをします

※最初は5回とか少しやるだけで疲れてしまうので、少しずつ回数を増やして無理ない範囲でトレーニングしていきましょう!

 

〇あいうべ体操

「あ~」「い~」「う~」「べ~」と、それぞれ1秒ずつキープして声は出しても出さなくても大丈夫ですが大きく口を動かしゆっくりと行うのがポイントです。

これを10回繰り返し10回を1セットとして1日に3セット行うと効果的で行うタイミングは入浴中や就寝前がおすすめでもあるそうです。

※顎関節症や痛みがある場合は、無理ない範囲でやっていただき 「い~」「う~」を繰り返すだけでも効果はあるそうですよ。

いかがでしたでしょうか。

他にも舌のトレーニングで検索していただくと様々な方法が出てきますので自分にあったトレーニング法を見つけてください。

舌は歯と同様にとても大切な役割が沢山あります。

歯だけでなく以前のブログでご紹介したように舌もしっかりケアすることと、舌の機能が低下していかないように少しトレーニングも心掛けていただければと思います。

わからないことは検診などの際に是非衛生士にお聞き下さい。

季節の変わり目ではありますが、ご体調にお気をつけください。

みなさんのご来院てらもと歯科医院一同お待ちしております。