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クリニックブログ

骨粗鬆症について

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

あっという間に10月ですね。

季節の変わり目なので体調を崩しやすいですね。

今年も残り僅かなので楽しんでいきましょう。

 

さて、今回は骨粗鬆症についてお話をしていきたいと思います。

歯科と骨粗鬆症どうかかわりがあるの?と思う方がいるかもしれませんがしっかりと関わりがあります。

 

まず、骨粗鬆症についてお話をしていきます。

骨粗鬆症とは、骨の量が減っていき骨折をしやすくなってしまうことです。

症状として骨粗鬆症になっても痛みなどは出ないそうです。

ちょっとした転倒などで骨折してしまいます。

骨粗鬆症は男女比2:8で女性がなりやすいといわれています。

閉経後女性ホルモンが減少や老化の関わりがあるそうです。

 

高齢者が骨折をしてしまうと生活の質が大きく損なってしまうため

対策、予防が重要になってきます。

どうしても老化により骨密度が減ってしまうのですが、食事や運動で予防できることもあるそうです。

 

カルシウム不足

ビタミンD不足

ビタミンK不足

リンの過剰摂取

塩分の過剰摂取

極端な食事制限

運動不足

日照不足

喫煙

過度な飲酒

多量のコーヒー

 

 

これらは生活などで予防できるそうです。

骨の健康のためにはカルシウムの摂取が必要ですが、

カルシウムの吸収を促進するためにビタミンD

骨へのカルシウムの取り込みビタミンKも重要だそうです。

 

調べてみると多量のコーヒーもよくないみたいで私自身初めて聞いたので

皆さんと共有できたらと思います。

 

コーヒーに含まれるカフェインは、

利尿作用があるので飲み過ぎるとカルシウムも排出されてしまいます。

5杯以上飲むと骨に影響があるみたいです。

詳しいことはまだわかっていないそうです。

カフェインは全部影響があるわけではなく緑茶や紅茶は骨粗鬆症の予防になると言われています。

少しでも予防の参考になればと思います。

 

続いて、歯科と骨粗鬆症の関係についてお話していきます。

骨粗鬆症のお薬でビスフォスフォネート製剤があります。

骨の吸収を抑え、骨密度と骨強度を高める作用があるお薬です。

・ダイドロネル、ファサマック、ボロン、アクトネル、ベネットなど

歯科治療(歯を抜く)を受ける際の副作用で顎骨壊死、顎骨骨髄炎になる可能性があります。

必ず発症するわけではありません。

口の中が痛い、抜いたところの痛みがひかない、顎が腫れてきたなどが症状としてあげられます。

なので、ビスフォスフォネート製剤をこれから飲み始める方は、飲み始める前に歯科医院に来院し必要な治療を終えるようにしましょう。

そして定期的な検診をすすめております。

 

骨粗鬆症でお薬を服用している方はお薬手帳の持参とスタッフにお伝えください。

骨粗鬆症のみ限らず何かお薬を服用している方はお薬手帳の持参をお願します。

ご相談やご不明な点がございましたらてらもと歯科医院にご連絡ください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、歯科衛生士平田でした。

 

参考文献 e-ヘルスネット 骨粗鬆症予防のための食生活