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クリニックブログ

当院で使用する基本器具(治療編)について

スタッフブログ

みなさまこんにちは。

歯科助手の平野です。

 

あっという間に桜も散って春も過ぎていきそうですね。

そして、また暑い夏がやってきます!!!

マスク生活だと特に夏は辛いですね。しっかりと水分補給をしたり熱中症にも気をつけていきましょう。

コロナもまだまだ終息には時間がかかりそうですね。

行動が制御されてしまうと、イライラもつのってしまいがちですが、ちょっとした趣味も増やしていきながら、楽しく過ごしていきたいと思います。

 

そんな中でも、てらもと歯科医院スタッフは元気いっぱいです!!

 

さて、今回のテーマは「当院で使用する基本器具(治療編)について」です。

 

患者様をご案内した後、チェアの横の診療テーブルで準備をしているものがあります。

もしかすると、横で何をしているのかと不安や疑問を感じていた方もいらっしゃるのではないでしょうか!

これは、患者様みなさまに使用する、診療に必要不可欠な器具の揃った基本セットと呼ばれるものを滅菌パックから出しているのです。

滅菌パックとは、使用後の器具はいくつもの洗浄工程を経て、最終的に滅菌する為の専用パックであり、それに入れた状態でオートクレーブという機械で滅菌することで、そのパックの中に菌がいない状態になります。

そして、それを患者様が来院されてから開封することで初めて診療で使用することができるのです。

 

それでは、基本セット(5種)には何が入っているのでしょうか?!

そして、その用途は?!

◯ミラー

口腔内の状態を見るもので、見えにくい部分は反射させて使用します。

また、頬や舌などを傷つけないように排除に使用します。

 

◯エキスカベーター(エキスカと呼んでいます)

詰め物をする時や、被せ物を除去する時などに使います。

 

◯探針(たんしん)

先が針のように鋭く尖っていて、虫歯などを探したりします。

また、プラークなどの汚れが付いていないかのチェックに使用します。

 

◯ピンセット

先端が曲がっていて細い形になっている為、使用しやすく口腔内でも小さな物を掴むのにも便利です。

 

◯バキューム

お口の中に溜まったお水や唾液を吸うのに使用します。

また、歯を削ったりする際、口唇やべろを巻き込んでしまうと危ないので、排除するのにも使用しています。

 

これらのセットは治療や検診でご来院の患者様みなさまに使用しています。

 

続いて、当院で使用しております治療に必要不可欠な機械をご紹介させていただきます。

まず、削る道具のことをハンドピースと呼びます。

その中の一部をご紹介していきます。

 

ちなみにみなさま、歯医者というと歯を削る時にキーンと嫌な音がするというイメージが強いのではないでしょうか。

当院ではそのようなイメージを払拭するために取り入れているものがあります。

それが、、、こちら!

◯5倍速コントラアングルハンドピース

こちらは、硬いものを削る際に使うことができ、専用のバーを付け替えたりすることで、

銀歯をはずすときなどや、歯のエナメル質を削る際などに使用しています。

 

では、なぜキーンとした音が軽減するのでしょうか?

 

そもそも、歯を削る機械には基本的にエアー(空気圧)で歯を削るものと、マイクロモーター(エンジン) により回転して歯を削るものがあります。

そして、エアーが動力源の方は独特であのキーンとした音が発生します。

それらに比べ5倍速は用途は同じですが、モーターが動力源だと嫌な音がしにくく不快な思いをしなくてすむことがメリットです。

 

続いてはこちら!

◯ストレートハンドピース

この機械は入れ歯や被せ物などの技工物を調整する際に使うことが多く、専用のバーなどをつけて使用します。

 

最後に、これらの機械を使用する時に合わせて使用しているものがあります。

それは、口腔外バキュームです。

 

治療中に歯や被せ物などを削ると、水や唾液、歯や金属の破片などが飛散すえることがあります。

それらを口の外で吸い込む装置が口腔外バキュームです。

飛散物やどうしても治療中に嫌なにおいも発生するのでそれらも吸い込んでくれます。

また、今はコロナウイルスも心配されていますが、感染予防対策にも有効であると厚生労働省に導入を推奨されているのです!

 

いかがでしたでしょうか。

当院では、みなさまに少しでも快適に安心してご来院いただけるように、様々なものを導入しております。

 

何かご不明点などあればお気軽にご質問下さいませ。

 

以上、歯科助手の平野でした。