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クリニックブログ

妊娠中に気をつけるべきこと

みなさんこんにちは。

歯科助手の平野です。

年が明けて、早いもので約2ヵ月経ちましたね。

 

まだまだ日により寒い日が続いています。

コロナによる緊急事態宣言が続いていて、不安やストレスも多くあるかと思います。

近くワクチンも摂取できるようになり、今後どのように現状が動いていくかもわからない状況ではありますが、コロナだけでなく、風邪など体調にもしっかり気をつけていきましょう。

 

また、ストレスに対しては、自身のリフレッシュ法を見つけてみるといいかもしれないです。

ちなみに、私はたまにご褒美としてプチ贅沢の物を食べたり、入浴剤をお風呂に入れて、音楽を聴きながらまったりすることが好きです!

 

このような状況であっても、妊婦さんは元気な赤ちゃんを産むためにがんばっています!!

そんな方々に向けて、今回のテーマは「妊娠中に気をつけるべきこと」です。

妊娠中は、お腹の中で少しずつ赤ちゃんの成長がわかり幸せを感じたりする一方、つわりや腰痛・お腹の不調などなどお身体への負担が多いですよね。

 

去年の11月のブログで、歯科衛生士の宮本が、妊娠中つわりがひどい時の歯みがきの仕方や、お腹の中の赤ちゃんへの虫歯菌の感染についてお伝えしました。

是非、悩まれている方は、チェックして試してみて下さいね。

 

プラスの豆知識として、お腹の中にいる赤ちゃんの乳歯は、胎生7~10週頃に歯胚(歯のもとになる芽)形成が部分ごとに始まり、胎生4~6ヶ月にこの歯の芽にカルシウムやリンがくっついて少しずつ硬い組織になります。

実は、永久歯の歯胚形成もお腹の中で始まっているそうです。

乳歯の歯冠(歯茎から出ている部分)が完成するのは生まれてからですが、お母さんから栄養をもらいながら、石灰化は進んでいきます。

その為、栄養バランスを考えた食事をとることが必要になります。

積極的に食べると良いとされる物をご紹介します。

葉酸ブロッコリー、モロヘイヤなど

鉄分あさり、しじみ、ごまなど

カルシウムヨーグルト、大豆製品など

たんぱく質肉、魚など

 

辛い時は無理せず、少し落ち着いている時に食事や歯磨きなどもちょっと意識してみることが大事ですね。

 

続いて、歯科医院に通われる際、よくご質問頂く内容をまとめてみました。

Q:妊娠時にエックス線写真を撮影して大丈夫?(胎児への影響は)

A:歯科用のエックス線撮影は腹部からも離れていて、さらに防護服を着て頂くのでお腹の赤ちゃんへの放射線の影響はほとんどないそうです。

航空機旅行で往復するより、歯科のエックス線はかなり数値が低いそうです。

ただし、当院では、妊娠中はエックス線撮影は必要最小限にとどめさせて頂いています。

 

Q:歯の治療で麻酔を使用しても、胎児への影響はないの?

A:歯科治療で使用する局所麻酔は、少量である為、胎児への影響はないと言われています。

 

Q:歯が痛い時、痛み止めを飲んでも大丈夫?

A:通常、当院では鎮痛薬はボルタレンやロキソニンを処方しておりますが、こちらは妊娠中はご使用頂けません。

かわりに、小児用の鎮痛薬としてお出ししてる、カロナールを処方させて頂いております。

 

当院では、患者様のご体調を確認しつつ進めてまいりますが、歯科医院に通われるのは、妊娠初期と後期はなるべく避け、安定期をお勧めいたします。

 

一人で悩まず、不安なことなどある時は、いつでもご相談下さいね。

以上、歯科助手の平野でした。