9:00~19:00/木曜・日曜・祝日休診
※水曜午後18:00まで

クリニックブログ

認知症とは?

スタッフブログ

皆さんこんにちは!
歯科衛生士の平田です。
私は今年に入って初めてのブログです。
今年の目標はスキルアップてす。
人としてもそうですが女性、歯科衛生士としても更にスキルアップできるように1年間頑張っていきたいと思います!!

さて、本題にいきたいと思います。
今回は認知症について大まかに書いていきたいと思います。

ブログで何を書こうと迷っていた時に
歯科衛生士1年目の時に認知症サポーター養成講座を受けていたことを思い出し、
認知症は年々増加しているので皆さんにも知って頂きたいと思い書くことにしました。

認知症ってどんな病気か皆さんはご存知ですか??

『いったんは正常に発達した知識機能が、その後に起こった慢性の脳の器質的障害のために広凡に継続的に低下し、社会生活を営めない状態 』(WHO)と定義されています。
簡単に言うと脳の病気です。
認知機能が悪くなり生活の上で支障が出ている状態を示します。
認知症は、原因が不明で起こる場合と疾患によって起こるものの2つに分けられます。

原因が不明で脳が変性よって起こる→代表的な病名はアルツハイマー病です。
アルツハイマー病は変性、死亡、脱落し、脳が萎縮する神経変成疾患です。

疾患によって起こる代表的なのは脳梗塞、脳出血です。

脳神経細胞の酸素や栄養が遮断され死滅する脳血管障害です。

物忘れをした時に私もしかして認知症?
と心配なった時ありますか?
体験の1部を忘れたり、物忘れを自覚してる場合はただただ老化によるものです。
しかし、認知症の方は体験したこと自体を覚えていなかったり、物忘れを自覚していないのです。

認知症で脳の神経細胞が壊れることで中核症状がみられます。
記憶障害(新しいことが覚えられない、ご飯を食べたことを忘れてしまう)
実行機能障害(料理や仕事などの手順が分からない)
理解、判断能力(考えるスピードが遅くなる)
失語(言葉がでてこない)などのことです。

幻想、妄想(いない人が見えるという、ものを取られたと言う)
抑うつ
徘徊(行き先の道筋が分からなくなる)


暴言、暴力(病気が進むと言葉がスムーズに出てこなくなり悔しさから暴言に至ってしまう)

ということを周辺症状といいます。

診断は、脳を中心としたCT、MRI、脳血流検査をして記憶、認知機能などの心理検査で評価を行います。
どうせ治らないから医療機関に行っても意味ないと思うかもしれませんが早期発見、早期受診、早期治療をすることで認知症の人の生活を左右する非常に重要になってきます。

治療としては水筒病やうつ病、慢性硬膜下血腫など、適切な治療によって症状が改善したり、抑制することがあります。
しかし、認知症の根本的な治療法がないので徐々に進行してしまうと言われています。
認知症は周囲の理解や対応力が必要になってきます。

今回は認知症について書かせて頂きましたが、あれ?歯科と関係あるの?と思われた方がいると思いますが次回、歯科と認知症について書かせて頂きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上平田でした。

参考文献、認知症サポーター養成講座
歯科衛生士のための全身疾患ハンドブックデンタルハイジーン