知覚過敏について
みなさんこんにちは。
歯科助手の平野です。
いよいよ12月も後半で年明けが近づいてきましたね。 当院は12月27日から1月3日までお休みを頂いております。
今年を振り返ると、2月頃からはコロナの話が出始め、 そこからは一気に日本にも広がり我慢我慢の年でした。 今も増加しつつあり、不安が消えることはありませんね。 一人一人できることをしっかりやり、来年には少しでも不安が解消されていくことを願うばかりです。 当院もみなさんが安心してご来院頂けるよう、これからも対策を徹底していきます。
さて、スタッフもブログを書くようになり約1年が経ちました。 いつも読んでくださっているみなさまありがとうございます。
今年度ラストのブログは、悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 テーマは「知覚過敏」です。
美味しいものを食べている時に、突然歯がしみたりすることはないですか? 知覚過敏とは、冷たいものを食べたり飲んだり、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みのことです。 CMでも流れていますが、よくキーンとした痛みと表現しますね。 原因は様々ですが、前回スタッフがご紹介しました、歯の構造の一部の象牙質が露出することが主に多い原因です。
では、象牙質はどうして露出してしまうのでしょう。 それは、歯茎が下がることにより根元が剥き出しになってしまうことや、歯の破折や、以前ご紹介した歯の噛み締めなどによるすり減り、また歯が溶けてしまうことなどによるものが多いです。 その他に、虫歯の治療に伴う知覚過敏や、ホワイトニングに伴う知覚過敏などがあります。
それでは、このような症状が出ないようにする為の対策はなんでしょうか。 象牙質の露出に効果があるのは、シュミテクトの歯磨き粉や当院での販売品ですとチェックアップルートケアを推奨しています。 シュミテクトは、名前の通り、知覚過敏でしみるのを予防したり、その他ニーズに合わせた種類があります。 こちらは薬局などでご購入頂けます。
チェックアップルートケアは、歯肉が退縮して根が露出した方向けで、 高濃度フッ素により根面などのカリエスを予防します。 象牙質にもやさしい無研磨ジェルで泡立ちしにくく、少量の水ですすげるタイプです。
また、再石灰化を促すことも治療法の一つなので、 MIペーストも当院は推奨しています。 私たちの歯はミネラルからできていますが、これはお口の中が酸性に傾くと少しずつ歯から溶け出してしまいます。 これらを予防するために、カルシウムやリンが豊富に含まれているMIペーストを寝る前に全体につけ、歯をパックしてあげることがいいとされています。
これからも、歯がしみるなどの不快な思いをせず快適に過ごしていけるように、このようなアイテムを使って歯を守っていきましょう。
ご不安な点などありましたら、いつでもお問い合わせ頂き、ご来院下さい。 不安を少しでも解消できるよう、全力でお手伝いをさせて頂きます。
それでは、2020年も大変お世話になりました。 2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
てらもと歯科医院 一同
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