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クリニックブログ

よく噛んで食べることの大切さ

みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です。

 

今年も残るところわずかになりましたね。

年末年始はどのように過ごす予定ですか?私は帰省をする予定です!(^^)!

インフルエンザが流行しているようで、患者様の中にもインフルエンザの感染によってキャンセルされる方が多くいらっしゃいます。年末年始も体調管理はしっかりと取り組んでいきましょう!

 

今回は私自身の経験から、“よく噛んで食べることの大切さ”についてお話していきます!

 

ご飯を食べるとき、みなさんはよく噛んでから飲み込んでいますか?

子供の頃に30回は噛みましょう!と言われた経験はないですか?

実際に数えながら噛んでみると、30回も噛んでいないという方も少なくないかと思います。

 

私は最近ものすごい速さでお腹が空く状況が数日続き、過食してしまい、これはまずいと生活を思い返してみました。

すると、よく噛まずに食事をしていることに気づきました。

以前にも同じようなことがあったので『またやってしまった…』と反省しています(-_-;)

 

私は『しっかり噛もう』と意識しないと、よく噛んでいないのにも関わらず飲み込んでしまうことがあります。

私の場合はお腹が空くのが速くなったり、眠くなりやすくなったり、肌荒れしたり、便秘気味になったりと、いわゆる早食いを続けることで様々な症状が出てくるために気づくことができます。

 

早食いが体に及ぼす悪影響としては次のようなことがあります。

・歯周病や虫歯のできやすい口腔環境になる

・肥満や生活習慣病のリスクを上げる

・実年齢よりも老けて見えやすい

・脳の働きが鈍くなる

・消化器に負担がかかり、消化不良を起こす

 

つまり、よく噛むことのメリットは次のようなことが挙げられます!

・むし歯、歯周病の予防

・歯並びが良くなる

・舌や口腔周囲筋が発達する(小顔効果も✨)

・肥満防止

・脳の働きを活発にする

・味覚の発達を促す

・消化を助けて胃腸の負担を軽減させる

 

たくさんメリットがありますね(*^^*)

 

よく噛んで食事をするためには調理方法から工夫をすることができます◎

・食材は少し大きめに切る

・歯ごたえのある食材を混ぜる

・食物繊維の多い食材を選ぶ

 

また、食事をするうえで大切なポイントは…

・正しい姿勢で食事をする

・ながら食べをしない(仕事をしながら、スマホ見ながらなど)

・食事の時間を十分にとる

・飲み物で流さない(1回の食事で飲み物は1杯)

・口いっぱいに食べ物を詰め込まない

他にも工夫できることはあるかと思います。

 

意識してみても、癖になってしまっている方は難しく感じる方もいらっしゃると思います。

そんな方は…

・利き手と逆の手を使って食事をする

・一口ごとにお箸を置く

といった方法も有効的だそうですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

“よく噛んで食事をする大切さ”を知っていただくことはできたでしょうか?

理想の噛む回数は30~50回だそうです。

私は1口ごとに数えるのが面倒に感じるときには『飲み込みたくなってから、プラス10回噛む』といったことを意識しています。

 

お正月にお餅を食べる方も多くいらっしゃるかと思います。お餅は特に喉につっかえやすく、消化の悪い食べ物でもあるので、しっかりと噛んでから飲み込むようにしましょう。

みなさんもぜひ今日の食事から改善してみませんか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

そして本年も当院をご利用いただき誠にありがとうございました、2024年もてらもと歯科医院をどうぞよろしくお願い致します。

以上、吉田でした。