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クリニックブログ

歯の役割

スタッフブログ

みなさんこんにちは。

なんともう12月で今年も残り1ヵ月きりましたね!!!

本当に今年もあっという間でした。

コロナがはやり始めてからもうすぐ3年になります。

少しずつ制限が解除されてきていますが、新種のウイルスなどにより感染人数が落ち着いたり増えたりを繰り返していますね。

自分でできる限りの対策をしつつ、12月はイベントが沢山あるので健康に気をつけて悔いのない1ヵ月にしたいと思います♪

さて、前回舌の役割などのお話をしてきましたが、今回は歯の役割などについて基本的なことをお伝えしていきたいと思います。

まず、歯の本数やそれぞれの役割についてです。

永久歯は上下で28本、親知らずも含めると計32本あります。

※親知らずは生えない方や4本以下の方もいます。

(永久歯の各歯の役割)

歯にはそれぞれの名称と役割がありますのでそちらをご紹介していきます。

図にもあるように前歯から奥歯にかけて1番から7番(8番)となります。

1番→中切歯 食べ物を嚙み切る・正しい発音に欠かせない歯

2番→側切歯 食べ物を嚙み切る・正しい発音に欠かせない歯

3番→犬歯(糸切り歯) 食べ物を切り裂く・顎の動きの基本になる歯・歯根が他より長く強度があり

奥歯や前歯への負担を軽減する歯

4番→第1小臼歯 食べ物を噛み砕きすりつぶす歯 下顎が不必要に後ろ側に下がらないようにするストッパー

5番→第2小臼歯 食べ物を噛み砕きすりつぶす歯 噛み合わせの安定を保つ歯

6番→第1大臼歯(6歳臼歯) 食べ物を噛み砕きすりつぶす最も重要な歯・永久歯の中で一番大きく噛む力も

一番強い噛み合わせの安定のための大切な歯・むし歯になるリスクも高い

7番(12歳臼歯)→第2大臼歯 食べ物を噛み砕きすりつぶす歯 上下共に12歳前後で生えてくる歯

(8番→第3大臼歯(親知らず) 生える時期や本数、生え方は個人差がある)

いかがでしょうか。

それそれの歯にはこのような名称と役割があると言われています。

1本でも歯を失ってしまうとその分歯の機能が低下してしまうので、それぞれの役割のある歯をできる限り残していく必要があることがわかります。

ただし、歯は個人個人並びや口の中の環境などが異なりますので、状況により全ての歯が揃っていないといけないわけではないそうです。

ちなみに親知らずは磨きにくく隣の歯の奥側も含めてむし歯になってしまう可能性が高いので、状況にもよりますが基本的にはなくてもいい歯とも言われています。

 

ちなみに乳歯についても少しお話していきます。

乳歯は上下で各10本ずつの計20本で構成されています。

 

乳歯は生後半年くらいから下前歯が生え始め、次に上前歯、そして上下の隣の歯が順番に生えてきます。

多少の前後はありますが2歳半頃で全て生えそろうと言われています。

そして、6歳頃に下前歯、7歳頃に上前歯が抜け、その他の歯も順番に抜けて永久歯へと生え変わっていきます。

 

(乳歯と永久歯の違い)

色は白い色に近く、永久歯は黄色味があります。

大きさは乳歯の方が永久歯よりひとまわり小さいです。

乳歯の方がエナメル質も象牙質も薄いためむし歯の進行が早い。

乳歯についてはもう少し衛生士の平田が前回のブログでご案内しておりますのでそちらもご覧ください。

https://www.tera-dental.com/2022/11/09/1784/

いかがでしたでしょうか。

自然と生えている歯ですが、ほんとに奥が深いですね。

わからないことが沢山あると思いますので、少しでも気になることはいつでもご相談いただければと思います。

みなさんのご来院スタッフ一同お待ちしております。