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クリニックブログ

シュガーレス、ノンシュガーの違いとキシリトールの効果について

みなさん、こんにちは!歯科衛生士の武田です。

過ごしやすい気温だったのは一瞬で最近は暑いくらいですね(涙)

今年の夏もとても暑くなりそうな予感がしますね…

季節の変わり目は体調を崩しやすいので対策と水分補給をしていきましょう!

 

さて本題に入ります。

 

今日は、シュガーレス、ノンシュガーについてとキシリトールについてお話ししていきます。

 

みなさんはシュガーレスとノンシュガーの違いはご存知ですか?

 

この質問は患者様から頂く質問としても多かったので私自身も調べてみました。

 

まず、シュガーレスとは、食品中に砂糖や加糖、ブドウ糖などを全く含まないもので虫歯の原因となる糖を含んでおらず、砂糖の代わりに代替甘味料を使っているので虫歯の原因となる酸を作らず、虫歯になりにくい、とされていました。

次に、ノンシュガーは食品中に砂糖は含みませんが、砂糖の代わりにブドウ糖や、水あめなどを使っているため、酸となり砂糖ほどではないですが虫歯が出来る可能性が高いとされていました。

しかし、この考えは従来のもので現在では「シュガーレス」も「ノンシュガー」も同じ意味合いになったのです。

 

どういう意味かと言うと、食品100g中糖類が0.5g以下ということを示しています。

なので、糖類の含有量が100gあたり0.5g未満であれば「ノン」「レス」という表現が使われるようになったのです。

 

では、砂糖は含まれていないのにシュガーレス、ノンシュガーのものが甘いのはなぜか?

それは、パラチノース、キシリトール、オリゴ糖などの代替甘味料が使われているからです。

 

この代替甘味料の中でもキシリトールという言葉はよく耳にすることはありませんか?

 

キシリトール、と聞くと歯に良いという印象があると思います。

 

キシリトールとは糖アルコールの仲間です。

 

キシリトールが虫歯を防ぐ理由としては、唾液分泌の促進と再石灰化の作用があるからです。

歯垢中の酸の促進を防ぎ、むし歯菌であるミュータンス菌の代謝を阻害します。

 

他の糖アルコールはお口の中に有る常在菌によって酸をつくりますが、キシリトールは口腔常在菌が利用できないので、酸を作ることが無いんです!

 

当院では、しまじろうのパッケージが目印のキシリトールタブレットを販売しております。

お子様向けの商品ではありますがもちろん、大人の方にも試していただきたい商品です!

 

スーパーなどでもキシリトール商品はよく目にすることがあると思いますが、スーパーなどで販売しているキシリトール商品は、キシリトール配合が50%以下のものがほとんどです。100%配合のガムやタブレットは歯科専売です。

 

甘いものを口にしたい時、あめやチョコレートを食べるのではなくキシリトールタブレットを食べる、というのはいかがでしょうか!

気になった方は、お気軽にスタッフまでお声がけ下さい!

 

 

最後に…

 

今年でてらもと歯科医院の一員となり2年目となります。

まだまだ未熟なところばかりですが、今年度も皆さまのお口の健康を守れるよう努力いたしますのでよろしくお願いします!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

歯科衛生士 武田