歯ブラシの力加減を見直そう!
みなさん、こんにちは歯科衛生士の平田です。
今年は雪が降ることが多く、まだまだ寒い日が続きますね。
私は小学生ぶりに足が霜焼けになってしまいました。
みなさんは大丈夫でしょうか?
みなさんは寒さ対策しっかりしてくださいね!
さて、今回のブログの本題に参りたいと思います。
みなさんは歯磨き時、歯ブラシに力は入っていませんか?
歯ブラシを交換してしばらくして毛が広がったりしてませんか?
歯ブラシを後ろからみて毛先が出ていませんか?
一生懸命磨こうとして力任せになってしまう方がいます。
歯磨きは力ではなく細かく毛先を動かすことが重要です。
強く磨いても汚れを落とせてたらいいじゃん!と思うかもしれません。
力任せに磨いていると毛先が広がった状態だと磨き残しがでやすかったりもします。
では、力が入り過ぎることでどのようなトラブルが起きてしまうのでしょうか?
1つ目、歯茎が下がってしまう(歯が長く見える)
2つ目、歯茎が下がることで根っこがでてきて神経に近いのでしみやすくなる
3つ目、歯茎を傷つける
4つ目、根元の部分が削れてしう
などが起きることがあります。
歯周病でもないのに歯茎を下げてしまうなんてとってももったいないです。
大体の人が癖になっていて弱い力だと磨いた気になれない方がほとんどです。
一度下がった歯茎は元通りには難しいです。
もし歯茎が下がってしまっていたらこれ以上下がらないよう現状維持が大切です。
ではどのように対策していけばいいかお伝えします。
1つ目、今CMでも見たことある方もいると思います。カチっとなる歯ブラシ!
力が強いとカチっとなって知らせてくれます。
ならないように意識できます。
2つ目、当院ですすめている電動歯ブラシ 「ソニッケアー」
ソニッケアーは少しお値段がしてしまいますが当てる力が強いと止まって知らせてくれます。
3つ目、持ち方です。
パームグリップとペングリップの持ち方があり、パームグリップはグーで握るタイプ、ペングリップは鉛筆持ちで握るタイプがあります。ペングリップのほうが歯ブラシを持つとき余計な力が入りにくいと言われています。
ペングリップで磨きましょう!
4つ目、歯ブラシの硬さをやわらかめにする。
力が入ってしまう方はかためやふつうより歯茎を傷つけなくていいかと思います。
他は、歯ブラシの動かし方を大きく動かさず
細かく小刻みに動かすことも重要です。
歯ブラシの力はおよそ150~200gの軽い力です。
歯ブラシを後ろから抜けるくらいの力が理想と言われています。
磨き始めの所も力が入りやすかったりするので気をつけてください!
自分もしかして力強いかもと思った方は是非対策を色々試して歯茎を下げないように気をつけて下さい。
分からないこと、
自分の歯磨き大丈夫かな?
などあれば一緒に歯磨きの練習をしましょう!
是非てらもと歯科医院にご連絡ください。
お待ちしております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上、歯科衛生士平田でした。