仕上げ磨き part1
みなさんこんにちは、⻭科衛⽣⼠の吉⽥です 。
最近は突然天気が崩れてゲリラ豪⾬が起きたり、朝からジリジリと気温が⾼くなったり、気まぐれな天気に振り回されて困っています(・・;)
季節の変わり⽬は体調を崩してしまう⽅も多くいらっしゃるかと思います。
バランスの良い⾷事や適度な休息をとり、体調管理をしっかり⾏いましょう!
さて、本題に⼊ります。今回のテーマは「⼦供の仕上げ磨き」です。
しっかり習慣化しているご家庭はあるかと思います。
しかしながら、毎⽇が戦いのようになっているご家庭もあるのではないでしょうか?
仕上げ磨きについて、以下のような内容をよく⽿にします
・やっているけど、できているかは分からない…
・⼦供の気分で、⼤⼈しくやらせてくれないことがある
・奥⻭が磨きづらい
・痛がって⼝を開けてくれない
・いつまで仕上げ磨きしてあげれば良いの?
などなど…。
お⼦さんの性格や⻭並び、⻭垢や⻭⽯の着きやすさなどの特徴は⼗⼈⼗⾊。
それぞれのお⼦さんに合った磨き⽅を実践する必要があります。
仕上げ磨きについて
① 仕上げ磨きの⼤切さ
② 仕上げ磨きのポイント
③ 仕上げ磨きの注意点
の 3 つのカテゴリに分けてお話したいと思います。
今回は①仕上げ磨きの⼤切さについてです。
まず、仕上げ磨きの⽬的は1つではないことをご存知ですか?
もちろん「⻭垢などの汚れを落とし、⾍⻭にならないように予防する!」が最⼤の⽬的であることは間違いないです。
しかしながら、この他にも次のような⽬的があるんです。
・お⼝やお⼝の中に触れることに慣れさせる
・⻭磨きすることを習慣化させる
・毎⽇仕上げ磨きを⾏うことで、お⼝の中の変化を把握する
お⼝の成⻑を知るためには、実際にお⼝の中を⾒る必要があります。
お⼝の中を⾒ていないのに「この⼦の⼝には今◯本の⻭が⽣えている!」なんて分かりませんよね? 本数でさえ分からないのに、⾍⻭になっているかどうか、⽣えてきた⻭は正常な⻭なのか、変な⽅向に⽣えてい ないかなどを知り得ることは不可能です。
乳⻭と永久⻭は少しだけ⻭の構造が違っています。
乳⻭と⽣えてきたばかりの永久⻭は、完成した永久⻭に⽐べ弱いので、⾍⻭になりやすく、⾍⻭の進⾏が早い傾向があります。
⾍⻭を防ぐためにも⼩さい頃からの⻭磨きが重要なのです。
しかしながら、まだ⼿先が不器⽤なお⼦さんに⾃分磨きのみを⾏わせるとどうなってしまうでしょうか?
・磨いているようで、⻭ブラシを噛んでいるだけ
・磨き残しが多く、⻭が着⾊している、⼝臭がする
・本⼈が気づかないうちに⾍⻭ができた。気づいた時には神経を抜かなければいけない状態になっていた。
・他⼈が⾃分の⼝に触れるのが嫌いになってしまい、仕上げ磨きや⻭医者に⾏くことが怖い、嫌い。
などの状態を招きかねません。
仕上げ磨きの際は⻭だけでなく「⻭ぐき」や「ほっぺたの粘膜」なども観て、何か前⽇と変わっていることはないか、よく観察してみてください。
そして何か⼼配なことがあれば、⼩さなことでもぜひ来院し、ご相談ください。
・ここが⿊くなっている気がするけど、⾍⻭ですか?
・なんだか⽩く濁っている、これも⾍⻭?
・仕上げ磨きしてるけど、できているか不安だからチェックしてほしい
・仕上げ磨きで この⻭が磨きづらい、何かポイントはありますか?
など、どんなことでも構いません(^^)!
当院では⼩児も対象に診療を⾏なっております。
モヤモヤすることがあれば気軽にご相談ください!
そのモヤモヤを解消し、お⼦さんの綺麗で健康なお⼝を守るためのお⼿伝いをさせて頂ければと思います!
ご連絡お待ちしております(^_^)
以上で「仕上げ磨きの大切さ」についてのお話を終わります。
次回は「仕上げ磨きのポイント」についてお話ししますね!
最後までお読み頂きありがとうございました!