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クリニックブログ

舌の力を知ろう!

皆さんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

日差しが暑くて紫外線が恐ろしい季節になってきましたね。

皆さんは紫外線対策されてますか?

私は曇りの日でも日焼け止めを塗るよう心掛けてます!

 

さて、本題に行きたいと思います。

今回は舌圧測定のお話をしたいと思います。

当院では、最近舌圧測定器を導入しました。

どんなものかと言いますと舌の力が現状どのくらいあるのかを測定することができます。

過去のブログで「ぺこぱんだってしってますか?」でも舌のお話しがあったと思いますが、

それと関連してお話ししていきたいと思います。

 

 

皆さんの舌は普段どこにありますか??

意識したことありますか??

本来の舌の位置は上あごにくっついた(スポット)状態になっていることが大事になってきます。

上あごにくっついていない場合考えられることが

①口呼吸 

②舌が前に出ている

③低位舌の場合があります。

 

①口呼吸になってしまうと舌が上あごにくっついた状態だと呼吸できないので下に下がった状態になります。

舌が常に上あごにある状態で内側から圧力を加えて上あごを広げています。

口呼吸の人は下に舌があるので上あごの歯列が狭くなり歯並びが悪くなります。

②舌が前に出ている場合何が考えられるかというと舌の力がなく舌を前に出してしまう子もいます。

そうすると出っ歯になったり、歯の隙間が開いたり、上下の歯が噛み合ってこなかったりしてきます。

 

③舌の力がないと寝ている時呼吸がしづらくなり無呼吸症候群になったり、うつ伏せ寝をしてしまいます。

うつ伏せ寝をすることで舌が前に出て呼吸しやすくするなるからです。

舌の力がなく下に下がっていることを低位舌と言います。

更に舌の力はごっくんと深く関係しています。

食べ物を口から喉へと移動するときに舌は上あごを後方に押すことで食べ物を飲み込む動作を促します。

なので飲み込みにくかったり、むせやすい場合に舌の力を測定しますが、

当院では主に小児に舌圧測定器を使用しています。

矯正をしても舌が正しい位置になければ上手く歯が動かなかったり、後戻りをしやすかったりするので成長とともに癖を治して行く必要があります。

 

では舌圧測定器のことについてお話します。

舌圧測定器がこちらです。

これは1、2回練習します。

そこから3回計測して平均をだします。

 

成人男性35~

成人女性30~

60代 30は欲しい

70代 20は欲しい

と言われてます。

まだ小児の数字は出てませんが当院は小児で測った時20を目安に行っています。

 

20にいかなかった子には舌のトレーニングをしてもらい半年くらいに再度測ってどのくらい上がったかをみています。

舌のトレーニングってなに?と思った方は過去の「ぺこパンダってしっていますか?」をチェック!

これも使うのもいいですし、ガムトレーニング、スポットに舌を置くことを意識するなど様々な方法があるので自分にあったものをして継続出来ることが大事です。

 

もし、舌が上あごについてない、飲み込みにくい、むせやすい方は是非舌のトレーニングをしてみてください。

またやり方を詳しく知りたい方はてらもと歯科にご来院下さい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上平田でした。