9:00~19:00/木曜・日曜・祝日休診
※水曜午後18:00まで

クリニックブログ

鼻呼吸と口呼吸

スタッフブログ

今回は私が注目している 「鼻呼吸と口呼吸」についてお話します。
そもそも「鼻の役割」とはなんでしょうか?
「におい」を感じる、「呼吸」をする、 「空気の温度や湿度」を調節する、 「細菌、ウイルス、ホコリ、ゴミ、花粉」 などの異物の侵入を防ぐ、 といった働きを担っています。

鼻の中は濡れた粘膜に覆われた状態にあります。
この粘膜が冬の冷たい外気や乾燥した空気を 呼吸するときに、体に入っても害のない温度や 湿度を調節するエアコンや加湿器のような働きを しています。
そのため鼻から吸った空気を 肺に送る仕組みが体には良いわけです。
しかし口呼吸では、このような機能はないため 乾燥し、細菌やホコリといった異物も、 鼻のフィルターで除去されないので、 のどや肺に侵入します。
そのため先日お書きした花粉症を悪化させたり、 風邪を引きやすくなったりするだけではなく、 虫歯や歯周病の進行させるなど、 さまざまな悪影響を及ぼします。
そんな口呼吸を助長している因子として原因 として歯並びや悪習癖などがあげられます。
そんな状態を改善できる可能性もあります。

思い当たる方は一度、ご相談下さい。