
2026年5月25日

「朝起きたとき、なんとなく顎がだるい、奥歯が痛い……」
「慢性的な頭痛や肩こりに悩まされているけれど、原因がわからない」
もしかしたらその不調、寝ている間の「歯ぎしり」や、無意識のうちに行っている「食いしばり」が原因かもしれません。
歯ぎしりや食いしばりは、自分で気づくことが非常に難しいお口の癖です。しかし、放置していると大切な歯がすり減って短くなったり、ひび割れて最悪の場合は抜歯を余儀なくされたりすることも。さらに、その過度な負担は顎関節症や頑固な肩こりなど、全身のトラブルへとつながっていきます。
本記事では、歯ぎしりの種類や放置するリスクをはじめ、大切な歯を守るための「マウスピース(ナイトガード)」の効果や費用、市販品との違いを分かりやすく解説します。
歯ぎしり・食いしばりは、睡眠中や集中時に無意識に起こる口腔習癖です。自覚がないまま長期間続くと、歯・顎・全身にわたる深刻なダメージをもたらします。
歯ぎしりには主に3種類あります。
これらは単独で起こる場合もあれば、複数が組み合わさる場合もあります。
放置した場合に起こりうる主なリスクは以下のとおりです。
特に、歯並びの乱れや噛み合わせの問題がある方は、特定の歯に力が集中しやすく、リスクがさらに高まります。早期に対策を始めることが、歯の寿命を守る最善策です。
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歯ぎしり・食いしばりが気になる方へ
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりは、歯や顎に負担がかかることがあります。気になる方は一度状態を確認しておきましょう。
マウスピース(ナイトガード)には、歯・顎・補綴物を守る4つの主要な効果があります。ただし、歯ぎしり・食いしばりそのものをなくすわけではない点に注意が必要です。
マウスピースの主な効果として以下の4点が挙げられています。
「マウスピースをしても歯ぎしり・食いしばりはなくなりません」と明記されており、あくまでもダメージを防ぐ保護装置として理解することが重要です。
また、睡眠中の無意識な食いしばりを緩和することで、起床時の顎のだるさや頭痛が和らぐケースも多く報告されています。快適な睡眠の質向上にも間接的に寄与します。
マウスピースには「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類があり、症状や目的によって選択が異なります。
どちらが適しているかは、歯ぎしりの強度・補綴物の有無・顎関節の状態などによって異なります。歯科医師に相談のうえ、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。
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歯科医院で作製するカスタムメイドのマウスピースは、市販品と比べてフィット感・耐久性・調整精度の面で大きく優れています。
カスタムメイドのマウスピースが推奨される理由は以下の3点です。
一方、市販品(ドラッグストアやスポーツショップで購入できる既製品)は、個々の歯並びに合わないことが多く、効果が限定的です。フィットしないマウスピースは逆に顎や歯並びに悪影響を与えることもあるため、歯科医院での作製を強く推奨します。
「使用方法を誤ると逆効果や違和感、歯並びへの悪影響が生じることもあるため、歯科医師の指導を受けながら使用することが重要」と指摘されています。
歯ぎしり・食いしばり用のマウスピース(ナイトガード)は、健康保険が適用されるケースがほとんどで、3割負担の場合の費用目安は約5,000円です。
費用に関する主なポイントをまとめます。
また、歯科治療の費用は医療費控除の対象となる可能性があります。てらもと歯科医院では、実際に支払ったすべての費用が医療費控除の対象となる可能性があり、不正咬合の歯列矯正のように身体の構造や機能の欠陥を是正する目的で行われる治療も対象となります。確定申告の際に活用することで、実質的な負担を軽減できます。
マウスピース治療は、初診・検査・型取り・装着・調整という流れで進みます。通常2〜3回の通院で完成し、その後は定期的なメンテナンスが必要です。
てらもと歯科医院でのマウスピース治療の一般的な流れは以下のとおりです。
装着直後は違和感を覚える場合がありますが、多くの場合は数日から1週間程度で慣れます。万一、痛みや強い違和感が続く場合は、必ず歯科医院で調整を依頼してください。
マウスピースの効果を最大限に引き出すためには、正しい装着と日々のケアが欠かせません。
なお、マウスピースを装着したまま飲食することは避けてください。特に熱い飲み物はマウスピースを変形させる原因になります。
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歯ぎしり・食いしばりの原因の一つに、歯並びや噛み合わせの問題(不正咬合)があります。噛み合わせが悪いと噛む力が特定の歯に偏り、歯ぎしりを誘発・悪化させることがあります。
てらもと歯科医院では、マウスピース治療と並行して歯列矯正にも対応しています。歯列矯正には以下のような選択肢があります。
歯並びを改善することで、特定の歯への過負荷が解消され、歯ぎしり・食いしばりの症状が軽減するケースもあります。マウスピース治療と矯正治療を組み合わせることで、より根本的な改善を目指せます。
噛み合わせを整える矯正治療についてはこちら
歯ぎしり・食いしばりは睡眠中に起こることが多く、自覚しにくいのが特徴です。以下のセルフチェック項目に当てはまる場合は、歯科医院への相談をお勧めします。
名古屋の歯科コラムによると、「夜間の歯ぎしり・食いしばりが全くない方はほとんどいない」という報告もあります。自覚症状がなくても、定期的な歯科検診で歯の摩耗状態を確認してもらうことが重要です。
特に、歯のすり減りが多い方・多くの歯を治療している方・セラミック修復やコンポジットレジン修復が欠けたりチップする恐れがある方・歯ぎしりにより歯の動揺が起きている方は、早めのマウスピース使用が推奨されます。
てらもと歯科医院では、歯ぎしり・食いしばりのご相談から、マウスピース治療・歯列矯正まで、患者様一人ひとりに合わせた治療プランをご提案しています。完全個室のカウンセリングルームで、プライバシーに配慮した環境でじっくりご相談いただけます。「まずは相談だけ」という方も大歓迎です。名古屋市東区のてらもと歯科医院へ、お気軽にお問い合わせください。

歯ぎしり・食いしばり対策のナイトガードは健康保険が適用され、3割負担で約3,000〜5,000円が目安です。矯正目的の場合は自由診療となります。
マウスピースは歯ぎしりそのものをなくすものではありません。歯・顎・補綴物へのダメージを防ぐ保護装置です。根本的な改善には、噛み合わせや歯並びの治療が有効な場合があります。
個人差がありますが、装着を続けることで朝の顎のだるさや頭痛が数週間以内に和らぐケースが多いです。歯の摩耗防止効果は継続使用によって発揮されます。
市販品は個々の歯並びに合わないことが多く、効果が限定的です。フィットしない場合、顎や歯並びに悪影響を与えることもあるため、歯科医院でのカスタムメイド品を推奨します。
使用頻度や歯ぎしりの強度によって異なりますが、穴があいたり変形が見られたりした場合は早めに交換が必要です。定期的に歯科医院でチェックを受けることをお勧めします。
歯ぎしりは歯をこすり合わせる動作(グラインディング)、食いしばりは音を立てずに噛み締める動作(クレンチング)です。どちらも歯・顎への負担が大きく、マウスピースによる保護が有効です。
子どもの歯ぎしりは成長とともに自然に改善するケースが多いです。ただし、症状が強い場合や歯の摩耗が著しい場合は歯科医師に相談することをお勧めします。
装着直後は違和感を覚える場合がありますが、多くの場合は数日から1週間程度で慣れます。痛みや強い違和感が続く場合は歯科医院で調整を受けてください。
主な原因はストレス・不正咬合・遺伝的要因・睡眠の質の低下などです。複数の要因が重なることも多く、歯科医師による診断が重要です。
症状や治療計画によっては並行して行える場合があります。てらもと歯科医院では、マウスピース治療と矯正治療を組み合わせた総合的な治療プランをご提案しています。
歯ぎしり・食いしばりを放置すると、歯の摩耗・破折・顎関節症・頭痛など深刻なリスクが生じます。最も確実な対策は、歯科医院でオーダーメイドのマウスピース(ナイトガード)を作製することです。保険適用で約5,000円(3割負担)から始められます。さらに、噛み合わせや歯並びの問題が根本原因の場合は、歯列矯正との組み合わせが根本的な改善につながります。「朝の顎の痛み」「歯のすり減り」「慢性的な頭痛」に心当たりがある方は、早めにてらもと歯科医院へご相談ください。
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てらもと歯科医院(名古屋市東区・尼ヶ坂駅 徒歩5分)
歯ぎしり・食いしばりへの対応はお口の状態によって変わります。気になる方は、まずカウンセリングでご相談ください。
【著者情報】

| 2004年 | 愛知学院歯学部 卒業 愛知学院大学歯学部附属病院 第一補綴学講座(現 有床義歯学講座)専科専攻生 |
|---|---|
| 2004年 | 合わせて、矯正専門医にて研修し、矯正治療を学ぶ |
| 2006年 | 同講座 非常勤助手 |
| 2007年 | 大府市 松下歯科医院に勤務し、インプラント治療や審美治療を学ぶ |
| 2012年 | 「てらもと歯科医院」開業 |
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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