口腔内装置の洗浄方法と新商品の紹介

2025年2月26日

みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です。

 

2月も下半期へ突入し、寒さがまだ続いていますが体調を崩したりしていませんか?

最近、担当をしている患者様が鼻水をすすりながら来院なさいました。

『風邪でも引きましたか?』と聞くと『たぶん花粉症です、目もなんだかごろごろしてて…』と仰っていました。

私は、もうそんな時期になるのか!?と驚きを隠せませんでした。

花粉症のみなさん、今年も戦っていきましょう(^^;)

 

 

さて、今回は入れ歯や取り外しのできる歯列矯正装置の洗浄方法についてお話していきます!

 

皆さんは何か口腔内に入れる装置を使われていますか?

入れ歯、マウスピースやアライナー(マウスピース型の矯正装置)、お子さまであれば取り外しのできる矯正装置などもたくさんもあります。

これらはいずれもお口に入れる物なので、常に清潔にしておく必要があります。

 

主な洗浄方法はどれも同じです。

・口腔から取り出したら歯ブラシや義歯用ブラシで丁寧に擦り洗いをしましょう

・最低でも3日に1回は専用の洗浄剤などで汚れを落としましょう

 

その時の注意点は以下の通りです。

・割れるリスクのある装置(入れ歯、拡大床、バイオネーターなど)は、落ちないよう片手で包み込むように保持して洗う

・熱湯や煮沸消毒などは、熱により装置が変形するリスクがあるので絶対にしてはいけない

・歯磨き粉は研磨剤成分により装置に細かな傷がつくので、洗剤を使いたいときには食器用中性洗剤を使用する

 

一度壊れてしまうと、一から作り直しになることが多いです。

もちろん修理ができる場合には対応しますが、強度が十分でなくなることもありますので、注意して取り扱いをお願いします。

 

 

そして当院では最近新しい商品を導入しました!

それが『マウスガード 除菌・洗浄スプレーEX』です!

 

 

この製品の特長を紹介します⇩⇩⇩

・除菌成分CPC(塩化セチルピリジニウム)配合

→強い殺菌力と抗カビ作用があり、長時間の殺菌効果が期待できる

 

・汚れ防止成分MPC(リピジュア)配合

→涙にも含まれる成分をモデルに開発された多機能保湿成分

装置の表面にバリアを作ることで汚れの付着防止が期待できる

 

・メディカルハーブの香り

・どの口腔内装置にも使用可能

・スプレーをして布等で拭くか、水洗いをすれば良いので旅行など持ち歩きにも便利

 

また、装置本体がとてもきれいに洗浄できているのに、保管するケースが汚れてしまっている方が多くいらっしゃいます。

水垢や埃がついていたり、臭っているなんてことも。ケースも定期的に洗浄し、清潔に保つようお願いします。

 

最後に、定期検診などで来院される時にはぜひご持参ください。

汚れの付着状況を確認し、機械や歯科医院の洗浄剤でお掃除させていただきます。

穴が開いていたり、ヒビが入っていたり、変形などが無いかも確認させていただきます。

 

口腔環境や装置によって汚れの付き方は人それぞれです。

キレイにできているか見てほしい、歯石がついてしまったので取ってほしい等、何か気になることや困りごとがありましたら、ぜひスタッフにお声がけください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

以上、吉田でした。

 

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