2025年1月15日
みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です。
2025年が始まり2週間が経ちましたが、いかがお過ごしですか?
みなさんは今年の目標ややりたいことはありますか?
私は今年のやってみたいことを小さなことから大きなことまでたくさん紙に書き出してみました!
できるだけ多くの目標を達成できるように頑張っていきたいと思います(*^^*)‼
さて今回は紹介状についてお話していきます。
紹介状とは何なのか、みなさんは知っていますか?
歯科でいう紹介状は“歯科医院から他の医科や歯科に患者様を紹介するために書く書類”のことを示します。
当院でも愛知学院大学や西部医療センターなど、大きな病院へ紹介状を書くことがあります。
紹介状により治療の依頼をするのです。
紹介状を書く内容としては、主に抜歯依頼が多いです。
・横になって埋まっている親知らず
・下歯槽神経に近接している親知らず
・過剰歯(正常な歯とは別に多く作られてしまった歯)
・全身疾患を持つ方(高血圧症、糖尿病など)
・複数の薬を服薬している方(血液をサラサラにする薬など)
・高齢の方の抜歯
大学病院などでは専門医がいるほか、全身の病状のコントロールをしたうえで処置を行うことができるため、治療をするうえで、より安全な環境を確保することができます。
医科が併設されているので、もし万が一のことがあった時には医師の対応を仰ぐこともできます。
そして、次に多いのが小児の治療依頼です。
まだ歯医者に慣れていないにも関わらず、治療が必要なむし歯が見つかった場合に紹介することがあります。最初は当院で何とか治療ができるようにトレーニングは行いますが、それでも当院での治療が困難と判断した場合には小児歯科のある大学病院へ紹介させていただきます。
大学病院での小児歯科でトレーニングと治療を完了し『歯医者なんてもう怖くないよ!』と当院へ定期検診に戻ってきてくれる子もたくさんいます。
どんなことをしたの?と聞くと、『大きな機械がたくさんあってね…』と楽しそうにお話してくれます(*^^*)
紹介状は当院で必要と判断した時に、患者様になぜ紹介になるのかをしっかりと説明させていただいたうえで作成させていただきます。紹介先により、事前予約が必要となります。
最初は紹介状をご持参の上、紹介先の病院へ行っていただき検査になることが多いです。
そして、その病院の担当の先生と相談いただき、治療方針や日程を決める流れになるかと思います。
紹介状は、一度作成したものに期限があります。作成してから3カ月が経過したものは基本的に受理されませんので、再発行する必要があります。ご注意ください。
紹介状について、知っていただくことはできましたでしょうか?
患者様にはお手数をおかけする形になってしまいますが、患者様自身の安全と治療を安心して受けてもらうための選択なのです。
ご理解いただけますと幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
以上、吉田でした。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。