2022年8月24日
みなさんこんにちは。
歯科助手の平野です。
あっという間にお盆が過ぎてしまい、まだまだ暑い日が続いていますね。
35度を超えることもありますし、倒れないようにしっかり室内では冷房をきかせたり、水分をとって対策をしていきましょう。
コロナも第7波がなかなか落ち着いてきませんが、両方の対策をしっかりしていきましょう。
さて今回のテーマは口臭です。
ふとした時に「あれっ!私の口ちょっと臭くない?!」と感じることはありませんか?
人と話すときや普段自分では気づいていないけれど「もしかして臭い?」と不安になっている方もいらっしゃると思います。
口臭には様々な要因があるようです。
今回は生理的口臭の要因と対策を少しご紹介できたらと思います。
最初のポイントは唾液です!
そもそも唾液には口の中を洗浄する作用があって噛んだり話したりするなど口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。
そして、唾液には「口の健康・清潔を保つ」「食べ物を飲み込みやすくする」「消化を助ける」などの働きもあります。
その唾液が減ってしまうとお口が臭いやすくなります。
口の中が乾燥していると自浄作用が低下します。
そうすると、タンパク質を分解する細菌が増えるので口臭もギュッと濃縮されてニオイがきつくなるそうです。
特に寝ている時は唾液腺が分泌されず口呼吸や水分不足により口腔内が乾燥し朝起きた時が一番においがきつくなると言われています。
また緊張やストレスを感じている時、ホルモンの変調時も臭いやすくなるそうです。
対策
1:食事をする時にしっかり噛んで食べる!
唾液の分泌は咀嚼の刺激によって促されるので唾液の分泌量を増やすことができるそうです。
2:口呼吸から鼻呼吸へ!
普段からの意識と、寝ている時は無意識に口が開いてしまうのでマウスリープというお口の中心に小さなテープを貼って寝る時にお口が開くのを防止するアイテムを使用することもおススメです。
続いてのポイントはお口のケアです!
歯周病などが進行することでうまれる膿が原因で口の中で嫌な臭いを発することがあります。
歯周病の進行を抑えるために、普段ケアや定期的な検診を心掛けていきましょう。
また、舌の上が白いと感じたことはないでしょうか。
これは舌苔(ぜったい)と言われるお口の中の細菌や食べカスや汚れなどが付着し舌の上に乗って苔上になったもののことです。
そして、お口の中に細菌が本来以上に繁殖していると舌苔が白く目立ってくるそうです。
対策
1:歯ブラシやフロスでお口の中を清潔に!
歯ブラシでの正しい磨き方やフロスでプラーク=歯垢(白色や黄色のネバネバした細菌のかたまり)の磨き残しを除去していきましょう。
そうすることで歯周病やさらに虫歯による口臭を少しでも予防することができます。
2:舌苔を取り除く!
舌ブラシや毛先のやわらかい歯ブラシを使用して優しい力で一定の方向に磨いていきましょう。
※強い力でゴシゴシ磨いてしまうと舌の粘膜を傷つけてしまいます。
(味覚を失ってしまう可能性もあるようです!)
※1日に1回朝にやるのがよいそう。
いかがでしたでしょうか。
ふっとした時に気になりがちの口臭には様々な要因がありますが、まずは様々な対策を試してみてください。
わからないことがあればいつでもご相談いただければと思います。
みなさんのご来院、スタッフ一同お待ちしております。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。