2021年9月3日
みなさんこんにちは。
歯科助手の平野です。
早いもので、あっという間に夏が終わって秋がやってきました。
今年は暑くて雨も多くマスク生活にはしんどい日々でしたが、少しずつ過ごしやすい気候になってきましたね。
コロナもまだまだ終息まではかかりそうで息が詰まってしまいますが、食欲の秋・読書の秋・運動の秋などなど
家などでも楽しむこともできるので、自分の秋を見つけていきながら少しでも心地よく過ごしていきましょう。
さて、今回はみなさまが定期検診や歯の治療などでご来院いただき、お掛けいただいているチェアについて
ご紹介させて頂きます。
当院には、基本的に治療などをメインに行なっているチェアが1台と検診やお掃除などを行うチェアが2台と計3台あります。
また、なるべく患者様に少しでもくつろいで頂きながらしっかりとお話もできるよう、当院ではそれぞれが
半個室の作りになっています。
治療がメインの部屋はオペなども行うため完全個室型となっています。
歯科用チェアは座るだけでなく、水を出したり器具を置くためのテーブルが設置されていたりと様々な設備も
備え付けられています。
今回は歯科用チェアはどのようになっているのか少し解説していきます。
ちなみに、かなり昔のチェアはこのような金属のデザインが大半だったようです。
元々歯医者は怖い痛いイメージを持たれている患者様が多いですが、少々ここに座って治療を受けるには
一層怖い感情を抱いてしまうかもしれませんね。
現在では様々なメーカーで改良され、当院で取り扱っている治療メインのチェアは株式会社モリタのSoaricという種類で
2012年に『グッドデザイン賞』も受賞しているものだそうです。
色合いも優しく、スタイリッシュなデザインが素敵です!!
ちなみに座り心地も良く、患者様によっては「これは寝れますね!」と実際に座られた際におっしゃってくださったり、
治療やオペ中であっても寝てらっしゃる患者様も多いのです♪
怖いイメージがある歯医者ですが、少しでも寛いでいただけてるのならよかったです。
こちらのチェア は患者様が座られて右側が術者(実際に歯に触れる院長や衛生士)、左側がアシスタント(院長の治療などを
補佐する歯科助手など)の作りとなっていて、術者側に器具などを置くテーブルが設置されています。
さらに、院長が患者様の歯を削る・歯を磨く・技工物を調整する・お口の中を洗浄する・歯の唾液などをエアーをかけて飛ばす
などなど様々な用途を行うために必要な器具を接続することができます。
前々回にブログでご紹介した当院で扱う基本器具についての内容もよかったらご参照下さい!!
https://www.tera-dental.com/2021/04/07/1063/
PCも設置されているので患者様に実際に自身のお口のレントゲンや写真などもご覧いただき、
しっかり説明もさせていただきながら診療を進めております。
ボタンで押してチェアを倒すこともできるのと、治療部位によってヘッドの角度も調整することなどもできます。
そして、アシスタント側にもお口の唾液や溜まった水を吸うバキュームや術者側と同様にお口の洗浄やエアーをかける器具などが
設置されていて、患者様にすぐにうがいをしていただけるようコップを置くと自動で水が出てくるようになっております。
このように、様々な設備が整っていることで、診療をスムーズに行うことが可能なのです。
他2台のチェアもイムシアという種類で多少作りは変わりますが、同様の設備が整っています。
また、当院では計3台のチェアを稼働しておりますが、各診療後にしっかりと次亜塩素酸を希釈したものや
エタノールの原液でのチェアやライト、テーブル、接続部などなど全体的な吹き上げを徹底しております。
そして、患者様がもたれるチェアのヘッドの部分には、ディスポのヘッドレストカバーという細かなネット状の物を付けており、こちらも毎回付け替えをしております。
過去のブログでも当院のコロナ対策をご紹介しておりますので、こちらもチェックして頂ければと思います。
いかがでしたでしょうか。
簡単にではありますが、歯科用チェアはこのような仕組みになっているのです。
またご興味がありましたら、ご来院いただいた際に見渡してみてくださいね!!
以上、歯科助手の平野でした。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。