
2025年9月17日
みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です。
何となく空気が秋らしくなったかと思いきや、日中は暑くてたまりませんね(^^;)
去年のように一瞬で秋が過ぎ去るのではと考えたら、なんだか寂しいです。
私は四季がある日本だからこそ、それぞれの季節を楽しみたいです(*^^*)
さて今回は、顎関節症との向き合い方についてお話していきます。
皆さんは「口が開けづらい」「顎がカクカク鳴る」「食事中に顎が疲れる」と感じたことはありませんか?
それ、もしかすると「顎関節症」かもしれません。

顎関節症は、顎の関節やその周囲の筋肉に異常が生じることで、正常な動きが取れず口の開閉や咀嚼に支障をきたす疾患です。
日本人の約7割が何らかの症状を経験しているとも言われており、決して珍しいものではありません。
顎関節症の主な症状には、口を開けるときの痛み、顎の関節から鳴る音(カクカク・ポキポキ)、口が大きく開かない、食事中の疲労感、頭痛や肩こり、耳の違和感などがあります。これらの症状は、日常生活にじわじわと影響を及ぼし、放置すると慢性化する恐れもあるため、早めの対処が重要です。
原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っていることが多いです。
代表的なものとしては、ストレスや癖による無意識の食いしばりや歯ぎしり、姿勢の悪さ(特にスマホやパソコンの長時間使用による猫背)、噛み合わせの不具合、頬杖や片側だけで噛む癖、硬いものを好む食生活などが挙げられます。これらの習慣が積み重なることで、顎の関節や筋肉に過度な負担がかかり、症状が現れるのです。

では、顎関節症になってしまったらどうすればよいのでしょうか。
軽度であれば、生活習慣の見直しやセルフケアで改善することも可能です。
・柔らかい食事を心がける
・頬杖やうつ伏せ寝を避ける
・ストレスをためないようにする(深呼吸や軽い運動も効果的)
・顎のストレッチやマッサージを行う
ただし、自己流のマッサージは逆効果になることもあるため、専門家の指導のもとで行うことが望ましいです。
症状が重い場合や長引く場合は、歯科や口腔外科などの専門医を受診することをおすすめします。
医療機関では、マウスピース(スプリント)による咬合調整、薬物療法、理学療法などが行われます。
ストレスが大きな要因となっている場合は、心身医学的なアプローチも有効です。
顎関節症は、早期に気づいて適切な対処をすることで、症状の悪化を防ぐことができます。
「完全治癒」が難しい顎関節症であるからこそ、それ以上の悪化を防ぎ改善を目指す対処療法が必要です。
また、今症状が無くても『子どもの頃、顎がカクカクしていた』『以前は口を開けにくかったけど今はそんなことない』でも要注意です。今までに何かしらの症状があれば、顎関節の異常は起きているかもしれません。つまり、無理な動きは危険です⚠
最近は当院でも顎関節の痛みや開口困難で来院される方が多いです。
マウスピースによる治療のほか、トレーニング法をお伝えし改善された方も多くいらっしゃいます。
何か気になることがあればご相談ください。
以上、吉田でした。

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。