むし歯になってもすぐ治療しない場合とは

2024年11月27日

みなさんこんにちは!

歯科衛生士の平田です。

今年も残り2カ月を切りましたね。

今年もあっという間でした。

11月なのに昼間は20度越えがあったと思ったら急に寒くなりましたね。

気温差で体調を崩しやすいのでしっかり体調管理していきたいですね。

 

では、本題に入っていきます。

今回は、むし歯になってしまっても治療をしないで様子をみる場合のお話をしていきたいと思います。

初期むし歯は聞いたことありますか?

初期むし歯は歯の栄養が抜けて白っぽくなっていたり

歯が茶色に色が変化したりします。

初期むし歯で症状が出ることがあまりないので気が付かない人が多いです。

それが進行すると歯に穴が空く、しみる、フロスが引っかかるなどが起きてきます。

状況によって変わってきますが基本的に初期むし歯であれば様子をみて進行すれば治療をしていきます。

むし歯になったからすぐ治療した方がいいのでは?と思うかもしれませんが

少しのむし歯でも詰め物が外れたりしないために大きく削らないといけないとなると多少のむし歯で削ってしまうともったいないですよね。

初期むし歯の程度であれば基本そのままです。

 

むし歯で穴が空いている状況でも治療ができない状況があります。

そういった場合はサホライドといったむし歯の進行止めを塗って様子を見る場合があります。

例えば、まだ小さく治療が難しいお子さんの場合です。

小さいお子さんは前歯の歯と歯の間がむし歯になりやすいです。

むし歯の進行止めは、むし歯のところが黒く変色してきます。

なので、そこにむし歯の進行止めを塗ると審美的に気になる方もいるのでなるべくむし歯にならないように親御さんは頑張って歯磨きや間食など気を付けていただきたいです。

乳歯にむし歯の進行止めを塗っても永久歯に影響はないのでご安心ください。

むし歯の進行止めを塗ったから大丈夫ではなく進行が早ければ治療が必要になることもあります。

 

もう一つは、神経を抜きかぶせ物をしたところが歯ぐきが下がり根っこが見えその根っこからむし歯になってしまうケースです。

根っこは大人のむし歯といわれるところです。

神経を抜いているので痛みが出ない+根っこはむし歯になってしまうと進行が早いので見つけた時には結構進行しているケースも多いです。

根っこがむし歯になってしまうと治療が難しいのでむし歯の進行止めを塗って様子をみる場合もあります。

根っこがむし歯になるのは大体奥歯です。

根っこなのでむし歯の進行止めを塗っても審美的に気にならないかなと思います。

むし歯の進行止めは一度塗っただけで防げません。

何回も塗ってむし歯の柔らかくなったところが固くなってやっと進行を防げます。

なので、固くなるまで通院が必要です。

 

むし歯にならないためにもホームケアや食事管理が重要になりますので詳しく聞きたい方は是非てらもと歯科医院へご連絡ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、歯科衛生平田でした。

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