2024年6月26日
みなさん、こんにちは
歯科助手の可児です。
先日、お休みを利用して京都に行ってきました!
その日は6月とは思えない夏日で、陽射しも強く、汗だくになりながら過ごしました。
お寺巡りや、川床の席で食事、気になっていたジェラート屋さんやパン屋さんに行き、
いっぱい食べた分たくさん歩いたのでプラスマイナスゼロだと思っています(笑)
体はとても疲れましたが、心満たされた素敵なお休みになりました♪
では、本題に入ります。
最近は気温の高い日が増え、体が水分をより必要とするようになってきたと思います。
梅雨間近のジメジメした空気の日には、冷えた飲み物でスッキリしたくなりますよね!
そこで今日は
私たちが普段何気なく飲んでいる飲み物が歯に与える影響と
おすすめの飲み方をご紹介しようと思います。
「むし歯になりやすい飲みもの」には特徴があり、
・糖質を多く含むもの
・㏗値が5.5未満のもの
が挙げられます。
糖質を多く含むもの
糖質というのは、ご存知の方も多いと思いますが、炭水化物から食物繊維を除いたものの総称です。
飲み物に含まれる糖質には、砂糖のほかにオリゴ糖・果糖・ブドウ糖などが挙げられます。
糖質としてエネルギーの元になると同時に、虫歯菌のえさにもなってしまうため注意が必要です。
pH値が5.5未満のもの
pH値とは、酸やアルカリの濃度を表す値です。
中性ではpHは7、それより値が小さいほど酸性が強く、値が大きくなるほどアルカリ性が強いということを示します。
口にしたものに含まれる糖質は分解されて酸に変わるため、
完全に糖質を含んでいないもの以外は、何かを口にすると徐々に酸性に傾く仕組みになっています。
歯のエナメル質は酸性の状態で溶けやすくなるため、酸で歯が溶ける「酸蝕歯(さんしょくし)」の状態になってしまう可能性もあります。
つまり、糖質が含まれておらず、pHが5.5以上のものが、むし歯になりにくい飲み物といえます。
水・緑茶・ブラックコーヒーは、気にせず飲んでいただけるかと思います。
しかし、
炭酸飲料やジュース、アルコールが飲みたい日だってありますよね!
そこで大事なのは飲み方です。
お仕事やスマートフォン、ゲームなどをしながらダラダラチビチビ飲み続けると、
唾液によって中和されず、口の中が酸性に傾いたままになってしまいます。
ごくごくと飲み切ってしまえば、酸性に傾いた口の中を唾液が中和してくれるので、そこまで心配はいりません。
ビールやワインといったアルコール類を飲む際も、あわせて水を飲むようにして、お口の中を中和させることを心掛けることをおすすめします。
むし歯予防のためにと制限するだけではなく、
おすすめの飲み方で、好きなものをストレスなく楽しんでもらえたらなと思います!
これからの時期は、水分補給がとても大切になってきます。
しっかりと水分をとり、これからやってくる猛暑を乗り越えていきましょう!!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、歯科助手の可児でした。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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