当院で使用する基本器具(クリーニング編)

2021年7月21日

みなさんこんにちは。

歯科助手の平野です。

 

梅雨も明けていよいよ暑い夏がやってきました!!!

今もジメジメしたり暑かったりでマスクをしながら外を歩くのが苦になってしまいますね。

そんな中、当院は今年の4月に新たに入った衛生士2人によって、一段と元気で明るい院になっています♪

そして2人は前回前々回にブログデビューもしていますので是非こちらもチェックして下さいね。

 

さて、以前4月に「当院で使用する基本器具(治療編)」をご紹介しましたが、

今回はそちらの(クリーニング編)です。

 

ちなみに、歯科衛生士や歯科医師が専用機器などを用いて行われるクリーニングのことを

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。

普段の歯ブラシでは取りきれない箇所の汚れや硬くなった歯石を専門の機器を使って除去していきます。

今回は、その際に使用する器具などを何点か紹介させていただきます。

 

まずは、こちら!

歯茎の中の縁下と言われる部分や縁上のプラークを取る時に使用する

「マッキー」です。

プラークは細菌のかたまりでネバネバしているため、うがいでは取れないですし歯磨きでも

歯茎の境目や隙間などは以外と取り残しが多いんです。

 

そして、そのプラークを放置してしまうとそれらが石灰化して硬くなり歯石となっていよいよ自分自身では

取れなくなってしまいます。

そんな時に使う器具は「キュレット」です。

歯の部位や箇所に合わせた様々な種類があり、衛生士はそれらを使い分けて除去していきます。

かなり歯石が多い・それらが原因で歯周病が進行しているなど、クリーニング内では難しくなってくる場合は、

レントゲンや歯周ポケットなどの細かな検査や歯全体を何箇所かに分け専門的に歯周病治療に移行していきます。

 

また、上記の器具は先端が小さな刃物のようになっていますので、ここをしっかり研いでおかないと

スムーズな汚れの除去ができません。

そのため、衛生士は研石を使って先端を研いでいます。

その姿はもはや職人ですね。

 

少しでも患者様に不快な思いをさせないように当院の衛生士はとっても練習熱心で、スタッフのお口を使ったり、

模型を使いながら練習を沢山しています。

そして、新スタッフ2人が模型のお口を使って練習を頑張っていたので写真を撮らせてもらいました!

写真は武田さんで、一部のスタッフはこの人型模型をマイケルと呼んでいます。笑

 

あとクリーニングでは、様々な専門機器とペーストを使い掃除をしたり艶出しをしたりしています。

 

クリーニングは患者様一人一人のお口の状態により、やる内容や使う物・回数も変わってまいります。

 

私も練習台として、お掃除をしてもらったことがあるのですが、やはりハミガキのみと比べて

歯のツルツル感やサッパリ感、色みも少し違うなと感じました。

 

クリーニングをすることは歯の虫歯や歯周病の予防にもなり、これからも美味しいものを食べ続けたり、

気持ち良く過ごしていただけるのかなと思いますので、是非ともご来院いただければと思います。

 

みなさまのご来院、スタッフ一同お待ちしております。

 

 

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