資料取りについて

2021年1月18日

こんにちは。

歯科助手の加藤です。

 

あっという間に新年から2週間も経ってしまいましたね。

皆さんご体調はいかがでしょうか?

雪も時々降ったりしているので冷えないように暖かい恰好がとても大事ですね!

 

本日は「資料取り」についてご説明させていただきます。

 

資料取りとは?

矯正や自費治療などを検討されている患者さんに対して最適な治療方針を決めるための診断を行うために必要な資料を採取することです。

 

今回は資料取りではどんなことをしているのか簡単に紹介させていただきます。

 

①口腔内写真

お口の中の写真を撮っていきます。

お口を広げるためのワイダーや鏡を用いて撮影していきます。

写真を撮ることで患者さんにもわかりやすく説明できますし、ビフォーアフターが比較しやすくなります。

 

②歯周病検査

プローブという目盛りがついた器具を用いて歯と歯茎の中に何ミリの溝があるかを検査します。

歯と歯茎の溝に針のような器具を入れるので少しチクチクしたりします。

歯周病の人はこの目盛りが大きい数値となります。

また検査時の歯茎からの出血やプラークというむし歯の原因となる汚れがどれだけ歯に付着しているのかなども合わせて検査していきます。

 

③型取り

石膏模型を作製するための歯型をとります。

トレーにアルジネートというピンク色の粘土のようなものを流し込み、お口の中に入れて型取りを行います。

その後、型取りをしたものに石膏を流し込み固まった石膏を外せば模型の完成です。

この石膏を流す作業は気泡が入らないように気をつけながら行うので集中力がいる作業です。

型取りしたアルジネートは時間が経つにつれ変形してしまいます。なのでなるべく1回の作業で石膏模型を完成させなければなりません。

スタッフ一同、気泡が入らないように気合を入れて石膏をながしています!

石膏を型から外す際は気泡が入ってないか?とドキドキしながら外しています…。

 

④レントゲン検査

治療を行う上で欠かせないレントゲン検査です。

立体的に撮影ができるCTや顎関節をみるためのTMJ、頭部をみるためのセファロ、細部情報をみるための14枚法など必要に応じてレントゲンを撮っていきます。

歯を支えている骨や顎関節の状態を確認したり歯周ポケットの中の歯石を調べるための不適合な詰め物や被せ物を確認することができます。

 

⑤顔貌写真

カメラを用いて全身の写真と上半身の写真を撮影します。

写真を撮ることによって姿勢などの態癖を判断することができます。

 

いかがでしたでしょうか?

ご希望の治療内容によって資料取りの内容は異なってまいりますが上記のような内容の中から患者様に必要な資料取りを行います。

資料取りを行うことで正確な診断を行うことができ患者さまにより良い治療のご提案をすることが可能になります。

 

資料取りを行いましたら、院長が資料取りの結果を元に患者さまへ診断を行い、治療のご希望がありましたら治療へと移っていきます。

何か不明な点や質問がありましたら、この時に院長にご質問ください!

 

ではまた次回のブログで!

歯科助手 加藤

 

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