歯みがきのタイミング

歯みがきのタイミング

2025年4月9日

みなさんこんにちは

歯科助手の可児です

 

やっと春のポカポカした陽気に包まれる日が増えてきましたね！

黄砂や花粉の影響もあり、外に出るのが怖い日もありますが

待ちに待った春がやってきたのでピクニックにでも行きたいなと思う今日この頃です♪

 

 

では、本題に入ります。

 

みなさんは、1日に何回くらい歯みがきをしていますか？

効果的な歯みがきをするためには、回数だけでなくタイミングも重要になってきます。

 

 

歯磨きのタイミング①：起床後すぐ

起床後すぐのお口の中は細菌が溜まっている状態のため、

それらを取り除かない状態で朝食を食べてしまうと細菌が胃の中に入り込んでしまうことになります。

 

起床後、細菌の繁殖をなるべく早く防ぐためにも、朝食の前、起きてすぐの歯みがきはおすすめです。

また、朝食を食べた後も食べかすが歯の隙間に残っているため、歯磨きに適したタイミングではあります。

しかし、忙しい朝の時間に2回も歯磨きをするのは大変な方も多いと思いますので、

どちらか1回は口をゆすぐという方法でもよいです。

口をゆすぐ時にマウスウォッシュを使って口腔内を清潔にするのもおすすめです。

 

 

歯磨きのタイミング②：就寝前

お口の中に食べかすや歯垢が残ったまま寝てしまうと、

寝ている間にそれらを餌にして、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。

また、寝ている間は起きている時と比べて唾液の分泌が少なくなるため、

細菌が増殖しやすく、むし歯にもなりやすいです。

就寝前はとくに丁寧な歯みがきをして、しっかりと汚れを落とす必要があります。

 

 

歯磨きのタイミング③：食後30分以内

歯磨きのタイミング3つ目は、食後30分以内です。

食べた後のお口の中は歯の隙間などに食べガスが残っている状態のため、

そのまま放置しておくとむし歯菌や歯周病菌のエサとなってしまいます。

食後はなるべく早く歯磨きをして、歯の隙間にある食べかすを取り除くようにしましょう。

 

お仕事などで昼食後に歯磨きをするのが難しいときは、

2～3回ほど口をゆすいで口腔内を清潔に保つようにしましょう。

 

 

 

歯みがきの回数について

歯みがきは、やればやるほどいいというわけではありません。

歯の磨きすぎは、お口の中の乾燥にもつながります。

さらに、強い力でゴシゴシ磨いてしまうと、歯ぐきが傷ついたり、

歯の表面のエナメル質が徐々に削れて薄くなり、知覚過敏を引き起こす原因にもなってきます。

 

とはいえ、むし歯や歯周病、歯石の付着を防ぐには1日1回の歯磨きでは足りません。

歯みがきの回数が少ないと歯垢が取り切れないため歯石が溜まり、口臭や歯周病の原因にもなります。

 

ただ、回数よりもしっかり磨けているかの方がもっと重要です。

歯磨きの回数が多くても磨き方が雑の場合、

食べかすや歯垢が残っているためむし歯や歯周病になりやすいからです。

毎回の歯みがきを優しく丁寧に行うようにしましょう。

 

 

4月になり、新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。

ワクワクしたり、ドキドキしたり、心も忙しくなる時期なので

お休みの日はのんびり過ごしてリフレッシュしてくださいね！

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、歯科助手の可児でした。