歯の本数について

2024年3月8日

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

2月17日、18日に中部日本デンタルショーが開催されました。

今年もスタッフで行ってきました。

どんなことが開催せれているのかというと去年吉田さんが詳しく書いてくれているので

よろしければそちらをご覧ください。

https://www.tera-dental.com/2023/03/01/1940/

では、本題へ入っていきます。

今回は、歯の本数についてお話していきます。

みなさんはご自身の歯は何本あるかご存知でしょうか?

 

乳歯は大体4~6カ月頃に生え始め

3歳頃までに全部生えそろいます。

乳歯は全部で20本です。

永久歯は、6歳頃に生え始め大体15歳くらいで生えそろいます。

親知らずを含めると32本ですが中には生えてこれなかったり、元々ない方もいるので

一般的には28本です。

生え始め、生えそろうまでは、個人差があるので多少前後します。

 

10人に1人先天歯欠如といい、歯ができなく生えてこないことがあります。

特に前から2番目と5番目の歯が多いです。

 

ここからは歯を失うとどんなリスクがあるか話をしていきます。

歯を失う主な原因は

1位 歯周病

2位 むし歯

3位 破折

と言われています。

 

歯がどんどん失ってしまえば楽しい食事もできなくなってきます。

28~18本までは、たくあんやスルメなど固い物を食べることができるといわれています。

0~5本しか歯が残っていないとうどんやバナナなど軟らかい物で食べられるものが限られ栄養が偏ってしまいます。

 

歯が少なくなってくると噛まなくなり→噛めなくなって→食べられるものが限られ偏食に、唾液が出にくくなり→歯が汚れやすくなって→むし歯や歯周病に罹患し→残っている歯がまた悪くなって抜かないといけなくなるといった負のループに陥ってしまいます。

更に、噛まなくなると口回りの筋肉が使われなくなって筋力が低下します。

筋力が低下すると頬が下がり老け顔になってしまいます。

いつまでも若々しくみられるためにもよく噛むことは大事です。

なので、歯を抜かないといけなくなったら状況によりますが、そのままにしないほうがいいでしょう。

 

みなさんは、8020運動を聞いたことがあるでしょうか。

そのままですが80歳になっても20本以上自分の歯を残そうという運動です。

生涯自分の歯で楽しく食事ができるようにという意味が込められているそうです。

歯が少ない人は認知症や転倒のリスクが高くなり要介護のリスクが上がるといわれています。

歯が多い人ほど認知症になりにくく、転倒も少ないといわれています。

そして要介護になりやすい疾患を予防し、健康寿命が伸ばす可能性があるそうです。

 

歯が残ることはメリットばかりです。

楽しく食事をするためにも歯はとても重要です。

サメみたいに何回も生え変わってくれたらいいのですがそうはいかないので

みなさんしっかり歯磨きそして定期健診で予防・早期発見をしましょう。

 

お口のお手入れの仕方が分からなかったり、不安なことがあればてらもと歯科医院までご連絡ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、歯科衛生士平田でした

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