学校歯科健診

2023年7月19日

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

7月に入り今年も半分が終わり急に暑くなり夏になりましたね。

熱中症に気を付けてください。

夏のイベントの計画はされましたか?

ここ楽しかった、よかった!などあったら是非聞かせてください。

 

では、本題に入っていきたいと思います。

今回は、学校の歯科健診についてです。

 

学校保健法によって6月30日までに歯科健診を実施されます。

学校の歯科健診は難しい言葉でいうとスクリーニングテストです。

スクリーニングとは、ふるいにかけるという意味になります。

大勢の中で病気にかかっている可能性が高い子をみつけ早期発見に繋げるのが目的になります。

歯科医院での歯科検診は病気がないか見るではなく、むし歯や歯周病にならないようにご自身では取り切れない汚れなどを除去するなど予防の目的もあります。

目安として定期健診は2、3ヵ月後に一度です。

それが学校歯科健診と歯科医院の検診の違いになってきます。

学校の歯科健診は、学校に歯科医師が来てお口の中を見てもらいます。

口の中を見ながらよくわからない数字や単語を言っているなと思ったことはありませんか。

私も小学生、中学生時代は「ん?」と思っていました。

紙を先生からもらい「むし歯があります」や「歯石があります」などにチェックがあった場合歯科医院に行ってみてもらった経験があるのではないでしょうか。

 

実際に何を見ているかというと歯、歯ぐき、歯石・プラークの付着状況、歯並び・顎関節・噛み合わせについてみています。

表記としてCやG、CO、GOなどがあります。

C・・・むし歯

G・・・歯肉炎

CO・・・初期むし歯で要観察歯(治療がまだ必要ではない段階)

GO・・・軽い炎症、磨き残しが多く歯肉炎になりそう

 

「むし歯があります」にチェックあったのにむし歯じゃなかったというパターンがあります。

間違えたのかと思うかもしれませんが歯科医師も何十人、何百人とみていて限られた時間の中で上の項目をみています。

暗くて見にくくきちんとした環境下ではないので見落としたりDrによって診断が変わってきたりもします。

なので、歯科医院に行ってレントゲン撮影をしたり、きちんとした環境でみてもらうことが大切なのです。

COやGOで治療にならなかったから大丈夫ではなくここからどれだけ進行させないかが重要になってきます。

むし歯や歯周炎になっていまったら元に戻すことは難しいので早い段階で対策をしましょう。

 

逆に異常なしだったのにむし歯がある場合もあるので、

歯科健診で問題がなくても定期的に歯科医院で検診、クリーニングをお勧めします。

学校健診の紙もらってまだ歯科医院に行っていない方よろしければてらもと歯科医院へご連絡ください。

そして歯周病、むし歯にならないようにいろいろなアドバイスなど提案させて頂きますのでよろしければご来院ください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上、歯科衛生士平田でした。

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