歯科衛生士の活躍の場について

2021年7月7日

みなさん初めまして、こんにちは。

歯科衛生士の吉田です。

今年の4月から てらもと歯科で歯科衛生士としてお世話になっています!

東北地方の宮城県出身で、名古屋に来てまだ3ヶ月です。

最近は少しずつ暑くなってきて、私は名古屋の夏を乗り切ることができるのか…とちょっとだけ不安になっています(・・;)

みなさんはどのような暑さ対策をしていますか??

また、名古屋のことはまだ知らないことばかりなので、どこか美味しいご飯屋さんや面白いスポットなどがありましたらぜひ教えてください(^_^)

さて、私の初めてのブログテーマは「歯科衛生士の活躍の場」です。

“歯科衛生士”と聞いてどのような仕事を思い浮かべますか??

まず最初に思い浮かべるのは“歯医者さんで歯をお掃除する仕事”であったり

“歯磨きの指導をする仕事”といった内容を思い浮かべるのではないでしょうか?

正解です!!

ですが、他にもたくさんの活躍の場があるんです!

厚生労働省の調査では、平成30年度での就業歯科衛生士は約133000人であると報告されています。

就業場所別にみると、全体の9割に当たる約120,000人が診療所で活躍しています。

いわゆる一般歯科と言われる歯科医院や、矯正歯科、小児歯科などがこれに含まれています。

てらもと歯科医院も診療所に該当しています。

では、残りの1割の歯科衛生士はいったいどのような仕事をしているのでしょうか?

診療所以外の約12,500人の歯科衛生士は次のような場所で活躍しています!

①    病院 (5.0% 約6,600人)

→歯科の設置がされている病院はもちろんですが、歯科の設置の有無に関わらず、手術前後の口腔管理のために歯科衛生士が活躍していることもあります。

②    市区町村 (1.6% 約2,200人)

→いわゆる“公務員”として活躍する歯科衛生士です。この場合は、歯科衛生士になった後に国家公務員試験や地方公務員試験を受験し、合格しなければなりません。保健所や保健センター、自治体の介護福祉センターなどに配属し、その地区に住む住民を対象として歯の衛生指導や相談の受付なども行っています。

③    介護保険施設等 (1.0% 約1,300人)

→近年、口腔管理の大切さが重視されるようになり歯科衛生士が常駐する施設が増えています。体調の管理には栄養が必要であり、栄養を摂るためには食事が必要となります。必然的にお口の健康維持も求められます。お口から食事ができなくなってしまった方でも、誤嚥性肺炎を始めとする病気の予防として口腔管理はとても重要なことなのです。

④    歯科衛生士学校又は養成所 (0.7% 約1,000人)

→定められた期間の臨床経験がある歯科衛生士は、その経験を生かして歯科衛生士学校の先生になることができます。実技だけでなく、臨床で得た経験を交えて座学での講義も行います。

⑤    保健所 (0.5% 約600人)

→保健所では、その市区町村の住民を対象として健康診断や保健事業が行われています。市区町村により実施されている内容は少し違うことがありますが、主に小児を対象とした検診や高齢者を対象とした口腔衛生指導などが行われています。

⑥    事業所 (0.2% 約300人)

→事業所で活躍する歯科衛生士は患者さんを診るわけではありません。医療従事者を顧客とし、所属する企業の商品等の営業、歯科に関わるさまざまな機器や器具の商品開発、歯科医師や歯科衛生士を対象として機器の使用法を伝えるセミナーの講師などをしています。

いかがだったでしょうか?

歯科医院以外の場所でも活躍している歯科衛生士がたくさんいることを知っていただけたら嬉しいです!

最後までお読み頂きありがとうございました

以上、歯科衛生士 吉田でした

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