2021年6月1日
みなさまこんにちは。
歯科助手の平野です。
いよいよ梅雨の季節がやってきました。
ジメジメして湿気も多く、雨も多いと気持ちが沈みがちです。
マスク生活にもこたえてしまいますが、手洗い・うがいと手指消毒もしっかりして
コロナから自分の身を守っていきましょう!!
ワクチン接種も少しずつ進んできているので、これから落ち着いてくることを願うばかりです。
さて、そんな世の中ですが好きなものを美味しく食べることもリフレッシュ方法の一つですね。
そして、食べることは命を支える大切なことで、からだの健康にも繋がります。
咀嚼とは、摂取した食物を歯でかみ粉砕することです。
咀嚼をしっかりすることで食物と唾液とが混じり合い、それにより消化を助け栄養をとることができます。
また食べるためには、自身の歯をちゃんと日頃ケアし、守っていく必要があります。
もちろん、入れ歯でも食べることはできますが、全て自分の歯が生えている人の噛む力を100%とした時、
保険の部分入れ歯の場合は30%から40%程度で、総入れ歯の人の噛む力は10%から20%程度と、
かなり弱くなってしまうと言われています。
また、噛み切る力も弱くなるため、食材を調理する時には小さめに切ったりなど
噛み切りやすく食べやすくする必要があります。
今までもブログで沢山普段の歯のケア方法などもご紹介させていただいておりますので、
気になる方は是非見てみてくださいね!!
そしてみなさん、この言葉をご存知でしょうか?
『8020運動』
こちらは、1989年に当時の厚生省と日本歯科医師会が「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」
ということをスローガンで始まった運動のことです。
さらに、始まりは愛知県だそうですよ!
運動が始まったころは、8020達成者は10人に1人(10%)にも満たないとされていましたが、
2016年の調査ではなんと50%を達成しました。
こちらは、一人一人が歯や口への意識関心が高まり、1日3回以上歯をみがく人が増加したことや、
補助用具であるデンタルフロスや歯間ブラシ等の使用者の増加、また定期健診を受診する人が
増加したことなどが結果に繋がってきているようです。
ちなみに8020の基準は、親知らずを含まず基本的に人の歯は全体で28本あるのに対し
20本以上の残存歯(親知らずを含む)があり充分に機能をしていることです。
ただし、ブリッジ(歯と歯をつなぐ被せ物)のダミー、C4(歯冠と言われる歯茎の上に出ている部分の歯が
ほとんどなく抜歯が必要な場合が多い)は欠損扱いとなっています。
当院では、定期的に検診にご来院いただいていて現在80歳で25本歯が残っている患者様を
今年度の8020達成者の表彰に推薦させていただきました。
とても喜ばしいことです♪
8020を達成できなかった方も、普段の日々のケアであったり、冒頭でもお伝えしたように
歯の代わりの入れ歯を入れることなどで口の中の状態を良好に保つことが、いつまでもおいしく食べ続け、
健康寿命を延ばすことにもつながっていきます。
是非、定期的に歯医者に通うようにしましょう!!!
みなさまがずっと素敵な生活を送られるように、てらもと歯科医院では全力でサポートさせていただきます。
みなさまのご来院、スタッフ一同お待ちしております。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。