2020年8月3日
みなさんこんにちは。
歯科助手の平野です。
梅雨も明けていよいよ本格的な夏がやってきましたね。
コロナはまだまだ不安が続いていますので、
引き続き気をつけていかなければいけませんが、
熱中症やストレスなどには特に気をつけていきましょう!
熱中症対策としては、水分補給を欠かさないことが特に大事ですね。
ただ、ストレスというのは、今の世の中どうしても感じてしまうもの。
ストレスを溜めすぎてしまうと、歯に影響が出てしまうことがあります!
それは、、、歯ぎしり・噛みしめ・食いしばりといった歯や顎に負担をかけてしまう
口腔内の悪習癖(ブラキシズム)に繋がってしまいます。
起きた時などに、歯がズーンと軋むように痛かったり、口が開けにくいなと
感じることはありませんか?
もしかすると、それらは気づかないうちに噛みしめていたり、
食いしばったりしているかもしれません。
(主な原因をまとめるとこちらです)
①眼精疲労
②寝ていない時での過度な集中や緊張
③アルコールやたばこ
④逆流性食道炎の方
⑤歯並び
(ブラキシズムには3種類あります。)
① グラインディング
歯ぎしりといわれるもので、就寝時に起こることが多く、無意識に強い力で
上下の歯をギリギリとこすり合わせる
② クレンチング
上下の歯を無意識に強く噛みしめている
③ タッピング
上下の歯を合わせてカチカチと小刻みにかみ合わせている
起こりうる影響としては、口を大きく開けられなかったり、
顎がカクカクしてしまったりします。
また、歯が削れてしまう為、噛み合う面が平らになったり、
歯並びが変わったりしてしまうこともあります。
その他の歯への影響は、歯周病が悪化してしまうこともありますし、
骨隆起ができてしまうこともあります。
さらに、歯だけでなく頭痛や肩こりの原因になったり、顎の筋肉が発達しエラがはってしまい
美容にも影響がでてしまうこともあります。
このように様々な影響が出てしまうのですが、私自信も歯ぎしりや噛みしめがひどく
噛み合う面がかなり平らになっています。
歯の構造は、一番外側に人体で一番硬い部と言われる(エナメル質)があり、
その中に歯の中心をなす(象牙質)があり、神経(歯髄)を覆っているのですが、
これは象牙質まで削れてしまっているのです。
歯が削れていくことで、歯面に溝ができ、そこに取れにくい汚れも付着してしまいます。
削れてしまった歯は元に戻らないので、今後これ以上悪化しないように
気をつけていかなければと強く感じています。
それでは、歯に負担をかけないようにするにはどうしたらいいのか?
生活習慣を見直してみることも対策の一つですが、
当院ではマウスピースを推奨しています。
こちらは装着して治すのではなく、歯ぎしりや噛みしめなどで生じる歯や顎への
ダメージを軽減してくれるものです。
歯がすり減る代わりになってくれます。
基本的に夜寝る時や、普段の生活で食いしばっているのが気になる時に使います。
当院では、院長が一人一人のお口の状態や症状に合った硬さや形の
マウスピースを作製しております。
なかなか自分では気付きにくいかとは思いますが、違和感を感じられましたら
我慢せずにまずはご相談ください。
以上、平野でした。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。