
2026年7月15日

てらもと歯科医院(名古屋市)
口のネバネバ感、気になる方はまずご相談ください
口腔内の細菌バランスや唾液の質・量の変化が関係していることがあります。クリーニングや口腔ケアの見直しで改善が期待できるケースもあります。
診療時間:月火金土 9:00〜19:00 / 水 9:00〜18:00(木日祝 休診)
口のネバネバは、唾液の量や質が変化することで起こる口腔内の不快症状です。健康な状態では唾液が口内を常に洗い流し、細菌の増殖を抑えています。
成人の唾液分泌量は1日あたり1.0〜1.5リットルです。この量が不足すると自浄作用が低下し、細菌が口内に定着しやすくなります。
唾液には大きく2種類あります。
ストレスや疲労で交感神経が優位になると、サラサラの漿液性唾液が減り、粘液性唾液の比率が高まります。その結果、口の中がベタついた状態になります。

口のネバネバの根本には「唾液の量の低下」があり、そこに細菌増殖・ストレス・全身疾患が絡み合います。原因を正しく把握することが改善への第一歩です。
口腔内には約700〜800種類の細菌が棲んでいます。歯磨きをしていない場合、その数は1兆個にも達するとされています。細菌が増殖すると粘性の高い物質(バイオフィルム)を産生し、口内のネバネバ感が強まります。
特に歯周病菌は、歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」に定着しやすく、酸素が少ない環境で爆発的に増殖します。歯周病が進行すると炎症性滲出液も加わり、ネバネバ感がさらに悪化します。
唾液の分泌量が慢性的に低下した状態を「ドライマウス」と呼びます。主な原因は以下のとおりです。
ストレスがかかると交感神経が優位になり、唾液の積極的な分泌が抑制されます。しかし安静時唾液(粘液性)は分泌され続けるため、口内が粘液性唾液でベタついた状態になります。
緊張しているときに口がネバつく経験は、まさにこのメカニズムによるものです。自律神経の乱れは不定愁訴全般にも影響するため、慢性的なストレスは口腔環境だけでなく全身の健康にも悪影響を与えます。
口のネバネバが全身疾患のサインである場合もあります。
日常の習慣もネバネバに直結します。

口のネバネバを放置すると、口臭・虫歯・歯周病の悪化にとどまらず、全身の健康にも深刻な影響を与えます。早めの対処が必要です。
細菌が増殖すると、アンモニアや硫化水素などの臭気ガスが発生します。口内がネバついた状態が続くほど口臭は強くなり、対人関係にも影響します。
唾液の自浄作用・抗菌作用が低下すると、虫歯菌や歯周病菌が増殖しやすくなります。歯周病は自覚症状なく進行し、最終的に歯を失う原因となります。歯を失う原因の第1位は歯周病であることが知られています。
味を感じる舌の「味蕾(みらい)」は、味物質が唾液に溶けて初めて刺激されます。唾液が減少すると味物質が味蕾に届きにくくなり、食事の味を感じにくくなる「味覚障害」が起こります。味の素株式会社の調査(2019年)では、高齢者71名のうち約37%に味覚障害がみられ、そのうち約半数が自覚していなかったと報告されています。
唾液が減少すると食べ物をスムーズに飲み込めなくなり、食物や細菌が誤って気管・肺に入る「誤嚥性肺炎」のリスクが高まります。厚生労働省の人口動態統計(2018年)によると、誤嚥性肺炎は死亡原因の第7位に位置しており、見過ごせない疾患です。
口腔内の細菌が血流に乗って全身に広がると、心疾患や糖尿病の悪化につながる可能性があることが研究で指摘されています。口腔ケアは全身の健康管理と切り離せません。
歯石・細菌の除去には定期的なクリーニングが有効です
てらもと歯科医院では歯のクリーニング・歯石除去に対応しています。口腔内環境を整えたい方はまず診療ページをご覧ください。
唾液の量と質を改善するには、口腔ケアの習慣化・食習慣の見直し・ストレス管理の3本柱が有効です。今日から始められる具体的な方法を紹介します。
細菌の温床となる歯垢(プラーク)と舌苔を取り除くことが基本です。
唾液腺を直接刺激することで、唾液の分泌を促せます。

セルフケアで改善しない場合や、歯周病・全身疾患が疑われる場合は、歯科医院での専門的なケアが必要です。原因に応じた治療を受けることで、根本的な改善が期待できます。
歯周病が口のネバネバの原因になっている場合、表面的な歯石除去だけでは再発しやすいです。原因療法では、遺伝子検査によって口腔内の歯周病菌の種類と量を特定し、患者さんごとに最適な治療計画を立てます。担当制の歯科衛生士によるメンテナンスで再発を防ぐことが重要です。
歯科専用CT・マイクロスコープ・光学スキャナ・口腔内カメラなどの精密機器を使うことで、肉眼では見えない歯周ポケットの状態や骨の吸収度合いを正確に把握できます。正確な診断が適切な治療につながります。
歯科医院での専門的なクリーニングでは、歯ブラシでは落とせない歯石や歯垢バイオフィルムを除去します。定期的なメンテナンスにより、口腔内の細菌バランスを整え、ネバネバの再発を防ぎます。
薬の副作用や全身疾患によるドライマウスの場合、歯科医師が原因を特定し、人工唾液の使用や口腔保湿ジェルの処方、必要に応じて内科・耳鼻科への紹介など、適切な対応を行います。

てらもと歯科医院(愛知県名古屋市東区)では、口のネバネバの根本原因を特定し、再発させない治療を提供しています。院長・寺本清峰歯科医師は日本顎咬合学会認定医資格を保有し、歯周病・口腔ケアに豊富な経験を持ちます。
当院では歯周病治療に原因療法を採用しています。遺伝子検査で口腔内の歯周病菌の種類と量を特定し、患者さんの状態に合わせた治療計画を立てます。担当制の歯科衛生士が継続的にメンテナンスを行うため、再発リスクを大幅に低減できます。
歯科専用CT・マイクロスコープ・光学スキャナ・口腔内カメラを完備しています。見えない部分の問題も見逃さず、正確な診断と治療を実現します。
0歳から高齢者まで全世代に対応しています。小児担当の女性ドクターも在籍し、個室カウンセリングルームでプライバシーに配慮した相談が可能です。院内はバリアフリー対応で車いすでの来院も可能、駐車場は5台分完備しています。
口のネバネバや歯周病でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。てらもと歯科医院では、原因から改善する専門的なケアをご提供しています。
睡眠中は唾液の分泌量が大幅に減少するため、細菌が増殖しやすくなります。就寝前の丁寧な歯磨きで細菌数を減らしておくことが、朝のネバネバ軽減に最も効果的です。
ストレスにより交感神経が優位になると、サラサラの唾液が減り粘液性唾液が口内に残りやすくなります。リラックスして副交感神経を優位にすることが改善につながります。
歯周病菌が増殖すると粘性物質を産生し、口内がネバつく原因になります。ネバネバが続く場合は歯周病の可能性があるため、歯科医院での検査を受けることをおすすめします。
よく噛んで食べる・唾液腺マッサージ・水分補給・ストレス管理が有効です。柑橘類やうま味成分(昆布だしなど)も唾液分泌を促進します。
密接に関係しています。ドライマウスで唾液量が減ると自浄作用が低下し、細菌が増殖してネバネバ感が強まります。原因(薬の副作用・加齢・全身疾患など)に応じた対処が必要です。
糖尿病では血糖値上昇により尿量が増え、体内水分が減少して唾液量も低下します。口のネバネバが続く場合は内科的な検査も視野に入れてください。
虫歯・歯周病・口臭の悪化、味覚障害、誤嚥性肺炎リスクの増加につながります。全身の健康にも波及するため、早めのセルフケアと歯科受診が重要です。
子どもでも口呼吸・虫歯菌の増殖・食習慣の乱れでネバネバが起こります。歯磨き習慣の見直しと定期的な歯科検診で早期に対処することをおすすめします。
殺菌成分入りのマウスウォッシュは細菌を洗い流すだけでなく繁殖を抑制する効果があります。ただし歯磨きの代替にはならず、補助的なケアとして使用してください。
歯周ポケット検査・歯科専用CTによる骨の状態確認・遺伝子検査による歯周病菌の特定などが行われます。原因を特定することで再発しない治療計画が立てられます。

口のネバネバは「唾液の量・質の低下」と「細菌の増殖」が根本原因です。ストレス管理・正しい口腔ケア・唾液腺マッサージ・食習慣の改善でセルフケアを始めつつ、症状が続く場合は歯周病や全身疾患が隠れている可能性があるため、歯科医院での専門的な検査と原因療法を受けることを強くおすすめします。放置すれば口臭・虫歯・誤嚥性肺炎リスクが高まるため、早めの行動が最善の選択です。

| 2004年 | 愛知学院歯学部 卒業 愛知学院大学歯学部附属病院 第一補綴学講座(現 有床義歯学講座)専科専攻生 |
|---|---|
| 2004年 | 合わせて、矯正専門医にて研修し、矯正治療を学ぶ |
| 2006年 | 同講座 非常勤助手 |
| 2007年 | 大府市 松下歯科医院に勤務し、インプラント治療や審美治療を学ぶ |
| 2012年 | 「てらもと歯科医院」開業 |
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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