
2026年4月28日
みなさんこんにちは。
歯科衛生士の宮本です。
明日からゴールデンウィークが始まりどこかお出かけされる方も多いのではないでしょうか?
また医院に来られた際にはお出かけの話などぜひ聞かせてください(^^)
さて、今日は予防歯科についてお話ししたいと思います。

予防歯科って何をするの?
「歯科医院は歯が痛くなってから行く場所」と思っていませんか?
近年では、むし歯や歯周病になってから治すのではなく、そもそも病気にならないようにする“予防歯科” がとても重視されています。
では、予防歯科では実際にどのようなことを行うのでしょうか?
今回は歯科医院での予防ケアと、お家でできる日常の予防についてわかりやすくご紹介します。
◆予防歯科の目的
予防歯科の最大の目的は、むし歯・歯周病を未然に防ぎ、健康な歯を長く保つことです。
むし歯も歯周病も「細菌による感染症」であり、生活習慣によって進行が大きく変わります。
定期的にメンテナンスを行うことで、病気の“芽”を早めに取り除くことができ、結果として痛みや治療費を抑えることにつながります。
◆予防歯科で行うこと
① プロによるクリーニング(PMTC)
毎日しっかり歯みがきをしているつもりでも、どうしても歯ブラシが届きにくい場所には磨き残しが出てしまいます。
PMTCでは、専用の器具とペーストを使い、歯科衛生士が歯の表面を丁寧にクリーニングします。
・歯石やバイオフィルム(強固な細菌の膜)の除去
・歯の表面の着色(ステイン)の除去
・仕上げの研磨でツルツルした歯に
クリーニング後は汚れがつきにくくなり、むし歯・歯周病のリスク低減に大きくつながります。
② 歯周病のチェック
歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行し、気づいたときには歯がぐらついている…ということも珍しくありません。
予防歯科では、歯ぐきの状態やポケットの深さ、出血の有無などを定期的に確認し、必要に応じて歯石除去などの処置を行います。
早期に異常を発見できれば、重症化を防ぐことができます。
③ むし歯の早期発見
定期検診では、むし歯の初期サイン(白く濁った部分、わずかな穴など)を見逃さずにチェックします。
初期むし歯なら、削らず経過観察やフッ素塗布での改善が可能なケースもあります。
「痛くない=むし歯がない」ではないため、定期的な診察がとても大切です。
④ フッ素塗布
フッ素は、歯を強くし、むし歯菌の活動を抑える働きがあります。
お子さまだけでなく大人にも有効で、特に知覚過敏や初期むし歯がある方には効果的です。
家庭用のフッ素入り歯みがき粉と合わせて継続することで、むし歯予防の効果がさらに高まります。
⑤ ブラッシング指導
実は、むし歯・歯周病予防で一番大切なのは「毎日のセルフケア」です。
予防歯科では、一人一人の歯並び・磨き方のクセに合わせて、より効果的なブラッシングの方法をお伝えします。
・ブラシの当て方
・力の入れ方
・歯間ブラシやフロスの使い方
・おすすめのケア用品
これらを知ることで、家庭でのケアの質が大幅にアップします。
◆予防歯科はどれくらいの頻度で通えばいい?
一般的には2~3ヶ月に1回のメンテナンスが推奨されています。
ただし歯周病やむし歯のリスクが高い方、歯並びに問題がある方などは少し短い間隔での通院をおすすめする場合もあります。
◆まとめ:予防歯科は未来の「治療費」と「痛み」を減らすための習慣
予防歯科は、今の状態を維持するためだけでなく、5年後・10年後の口腔環境を守るための大切な習慣です。
むし歯も歯周病も進行してから治すと時間も費用もかかってしまいますが、
早めに対策をしておけば最小限の負担で健康な歯を保つことができます。
「最近歯医者に行っていない」「しばらくクリーニングをしていない」という方は、ぜひ一度メンテナンスにお越しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
宮本
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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