歯茎について

2023年11月8日

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

今年も残る2ヵ月となりました。

毎年毎年時間が経つのが早いです。

みなさんはやり残したことはないでしょうか?

 

てらもと歯科医院では3階がクリーニングのお部屋に改装しリニューアル中です。

「違うとこに来ちゃったみたい」と患者さんからの声がありました。

そのくらい2階とはまた違った空間になっていますので是非ご来院ください。

お待ちしております。

 

さて、本題に入っていきたいと思います。

今回は歯茎についてお話していきます。

歯茎は歯科用語で歯肉といいます。

健康の歯肉

・引き締まっている

・スティップリングという歯肉にぶつぶつしている

・ピンク色

の状態です。

歯肉をみて健康な状態じゃない場合は何かしらの原因があります。

日ごろから自分の歯肉の状態を観察しておくといいかもしれません。

 

<クレフト>

過度な歯磨きの力が加わった時に歯肉がYの字もしくはVの字になります。

噛み合わせにより起きる場合もあるそうです。

 

<フェストゥーン>

クレフトと同様に歯磨き時に過度な力が加わった時です。

歯肉の縁にロール状に現れた肥厚したものです。

 

過度なブラッシングをしてしまって痛みなど起きてくる場合もありますが

そこは優しく磨けば数日でよくなってきますので様子見てもらえば大丈夫かと思います。

もし心配であれば歯科医院でみてもらったほうが良いかと思います。

 

<歯肉肥大>

お薬によって副作用で歯肉が増殖して仕舞う場合があります。

代表的なお薬が

・ニフェジピン

・アムロジピン

・シクロスポリン

お薬を服用し更に口腔内ケアが行き届いてないとなりやすいと言われています。

歯肉が腫れると歯磨きなど行き届かなくなり悪循環になってしまいます。

常に口腔内をキレイにしておくことが重要です。

 

<タバコ>

喫煙をするとタバコに含まれる一酸化炭素によって歯肉の組織が酸欠状態になりニコチンが収縮してしまいます。

血流が悪くなり黒ずんでしまいます。

ご本人が吸っていなくても身近に喫煙者がいれば副流煙でなる場合もあります。

<歯肉退縮>

クレフトやフェストゥーンと同様に過度の力で歯磨きを続けることで起きたり、

噛み合わせ、歯ぎしり、不十分な口腔内清掃により歯周病で下がってしまう場合があります。

歯肉が下がってしまうとしみやすかったり、

根元が露出し根元がむし歯になってしまうリスクが出てきます。

 

毛が広がった状態で歯磨きをすると歯肉を下げる原因にもなります。

歯肉には厚みなどがあり薄い人は下がりやすかったり、プラスで年齢を重ねるとどうしても下がってきてしまいます。

歯肉は移植などすれば戻る可能性はありますが

自然に回復するのはなかなか難しいです。

現状維持で間違ったケアにならないように歯科医院で歯磨きの仕方を聞くといいかもしれません!

てらもと歯科医院でも歯磨きのやり方お伝えをしています。是非ご来院ください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上、歯科衛生士の平田でした。

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