嘔吐反射

2024年8月5日

みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

梅雨も明けいよいよ夏本番になりましたね。

毎年暑さが更新していくきがします。なので外に出るのがどんどん億劫になってます。

夏バテで食欲落ちてしまいますがしっかり食べて、体力付けてこの夏を乗り切りたいですね。

 

では本題に入っていきたいと思います。

みなさんは歯科医院の治療やご自身で歯磨き中に「おえっ」と気持ち悪くなった経験はありますか?

口の中に器具や歯ブラシなど物が入った時に反射的に吐きそうになったり、吐いてしまう反応を嘔吐(おうと)反射といいます。

この嘔吐反射は起きやすい人、起きにくい人がいます。

嘔吐反射の主な要因は生理的、心理的の二種類に分けられます。

生理的要因は口の中に異物が入るなど体が反射的に吐き出そうとしてしまう反応です。

舌ブラシなど奥にやりすぎてしまうと出やすいです。

 

もう一つの心理的要因は過去に歯科医院の治療などでつらい経験、緊張、不安などからトラウマになりそれを思い出してしまと嘔吐反射が起きてしまうケースです。

 

歯科医院で嘔吐反射が起きやすいのは型取りが多いです。

小さいお子さんだとにおいや味が苦手で気持ち悪くなってしまうお子さんもいますが

大人になって嘔吐反射が出てしまう場合は味や臭いより舌が下がっていたり、口呼吸になって苦しくて気持ち悪くなってしまうことで嘔吐反射が起きてしまう場合が多いです。

舌が日頃から正しい位置(スポット)にあり、お鼻で呼吸をする習慣を身に着けておくことが重要です。

 

ご自身で歯磨きしていて気持ち悪くなる場合は、

舌に触れることで嘔吐反射のスイッチが入ってしまう方がいます。

なので舌になるべく触れないように磨くといいです。

歯ブラシの頭が大きいと舌に触れてしまい嘔吐反射が起きてしまう方がいるのでそういった場合は頭が小さい物にしてもらうのがおすすめです。

泡立ちやすい歯磨き粉や香味が強い物も嘔吐反射が起起きやすいので

泡立ちににくいジェル状のものや発泡剤無使用のものを選ぶといいかもしれません。

妊婦さんも歯磨きすると気持ち悪くて歯磨きできない方も今お伝えしたことを試してもらうといいかとおもいます。

 

心理的要因からなる場合の対策としてはリラックスすることが大事です。

なかなかそれができたら苦労しないですが治療のことを考えすぎてしまうと余計に緊張してしまい最終的に歯科医院に行くことができなくなって

むし歯、歯周病が放置され口腔内の状況がどんどん悪くなってしまいます。

決して恥ずかしいことではないので歯科医師、歯科衛生士、歯科助手誰でもいいので相談してもらうのがいいかと思います。

 

嘔吐反射が起きた経験がある場合は歯科医院来院前はなるべく食事前をおすすめしています。

 

嘔吐反射が起きてなかなか歯科医院に行けてない方はぜひご相談いただければと思います。

是非、てらもと歯科医院までご連絡ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、歯科衛生士平田でした。

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