2021年10月13日
みなさんこんにちは、歯科衛生士の吉田です。
10月になり、今年も残り3ヶ月を切りました。
コロナウイルスによる緊急事態宣言が明けて2週間が経とうとしていますが、皆様いかがお過ごしですか?
緊急事態宣言が解除されたとはいえコロナはまだ存在しているので、今後も気を抜かずにマスクの着用や手指の消毒、手洗いうがいなどの感染対策を継続していきましょう!
さて、本題に入ります。
前回、私のブログでは「仕上げ磨きの大切さ」についてお話させて頂きました。
仕上げ磨きの目的や大切さについて知っていただくことができたでしょうか?
今回は「仕上げ磨きのポイント」についてお話しします。
仕上げ磨きに対する苦手意識や不安、疑問がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のブログでは仕上げ磨きの重要なポイントを5つお話させていただきたいと思います。
① 仕上げ磨きをするときの体勢
基本的には寝かせ磨きです。子供を寝かせることで上の歯も奥まで見やすくなり、磨き残しを防ぐことができます。また、子供の姿勢が安定するため、歯ブラシの喉つき事故を防ぐことができます。
② 虫歯になりやすい要注意の歯
比較的 虫歯の発生しやすい場所は①上の前歯、②上下両側の奥歯 です。
前歯は内側が磨きづらいため特に注意が必要です。歯ブラシの持ち方や、磨くときの歯ブラシの角度を工夫して磨いてあげることが大切です。
③ 歯ブラシの当て方
前歯と奥歯は形が大きく異なるため磨き方を工夫することが大切です。
歯の先端や噛む面だけでなく、歯の横の面も磨いてあげてください。
横の面を磨く際、小さなお口にしてもらうことで、ほっぺたを十分に引っ張ることができ、奥の歯まで歯ブラシが簡単に届くようになります。
④ はじめのうちは1日1回。できるようになったら1日2回。
最初は歯磨きを嫌がる子が多いです。1日1回、できるだけ同じ時間に歯磨きをする習慣をつけましょう。しかし機嫌や体調が悪い時、疲れている時は無理をさせないようにしてください。
嫌がることなく歯磨きができるようになってきたら1日2回を目標にして、自分磨きを始めてみても良い頃です。
⑤ 最後はたくさん褒めてあげる!
歯磨きが終わったら、その都度「上手にできたね」「お利口さんだったね」としっかりと褒めてあげましょう。自分磨きも実践している子には「綺麗に磨けていたね!あとはここの汚れが落とせたらもっと綺麗になるね!」のように、磨けていなかったところを具体的に指摘しつつも褒めてあげると、工夫しながら自分歯磨きをする力をつけてあげることができます。
重要な5つのポイントは以上になります。
いかがでしたでしょうか?
他にも多くの疑問や不安などをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
何か小さなことでも思うことがありましたら、ぜひご来院ください。
当院では小児の診療も行なっております(^ ^)
歯ブラシの選び方から、お子さんのお口の特徴とその子に合わせた磨き方など、どんなことでもご相談ください。私たちからの意見を提案しながらも、お子様にはどんな磨き方が合っているのか一緒に考えられたらと思います。
以上、仕上げ磨きのポイントでした。
次回は③仕上げ磨きの注意点についてお話させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
歯科衛生士、吉田でした!
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。