2022年6月29日
みなさんこんにちは。
歯科助手の平野です。
6月末なのに梅雨が明けてしまいましたね!!!
通常は7月中旬あたりなのにびっくりです。
かなり今年も暑いので、冷房をつけたり、ひんやりグッズで体を冷やしたり、熱中症対策でしっかりと水分をとって夏を乗りきっていきましょう。
さて、今回はインプラントオペ当日の一番ベーシックな流れをご紹介したいと思います。
細かな資料を撮りそれらをもとに診断を行い患者さんの骨の量などお口の状態を確認し、当日のオペの流れや埋入するインプラントの幅と長さの候補をある程度決めていきます。
当日はお食事を抜く必要はないのでしっかり食べてきていただき、血圧計を二の腕につけるので分厚くない服装や親指にも計測器をつけるためネイルなどは念のためとってきていただくようにお願いしています。
<ご来院後の流れ>
・オペ前の準備・
○オペする箇所の消毒を行います
○表面に塗り薬のような麻酔をします
○一度血圧の測定をします
○少し置いてから機械を使い浸潤麻酔という治療する歯の近くの歯肉から麻酔薬を注射し骨に薬をしみこませ骨の中の神経に薬を効かせていきます
○麻酔が効くまでに15~20分程おきますので、その間に術前のオペする部の写真を撮影します
○生体モニターを二の腕.親指.腕の内側につけていきます
○患者さん側の準備が整ったら、チェアを倒しお体全体を覆うカバーを掛けます
○アシスタントスタッフと院長はオペ着を着て準備をしていきます
・オペ開始・
○歯茎をメスで開きます
※歯や骨の状況により、当日に抜歯をしそこにインプラントを埋入したり、歯茎は切らず専用バーや専用ドリルで穴を開けインプラントを埋入する場合もあります
○専用ドリルで必要な幅と深さまで確認を何度も行いながら穴を広げていきます
○必要なサイズに達したら院長がインプラントサイズを最終決定し開封し、インプラントを患者さんの骨に埋入していきます
○インプラントの上(歯茎より上)にアバットメントという仮の歯の土台を付けます
※状況により一度歯茎を全て閉じて数ヶ月待ってから2次オペで歯茎を開け仮の土台を入れる場合もあります
○必要に応じ歯茎を糸で縫っていきます
※糸には吸収するタイプと吸収しないタイプがあり、しない方はオペから1週間以降に抜糸をする必要があります
○オペは終了です
・オペ後の流れ・
○生体モニターを外しインプラントの確認の為のCTを撮影します
○痛み止めを飲んでいただきます
○術後のお口の写真を撮影します
○オペ中は動画を撮影していますので、その動画や写真を見ていただきながら院長が説明していきます
(その際、オペ当日はなるべくオペ箇所を冷やしてもらいたいのでヒヤロンなどをお渡ししお顔を冷やしてもらいます)
○術後の注意事項を説明します
以上がオペ当日の基本的な流れになります。
ただし、オペの状況により予定していた流れに変更があることもあります。
いかがでしたでしょうか。
インプラントは他の歯を傷つけることなく歯を失ってしまった箇所に他の歯と区別がつきづらいような人工歯を入れることが可能です。
オペが怖いと悩まれている方も多いかと思いますが、実際に経験された患者さんにお話を聞くと「思っていたより全然大丈夫で歯を抜いた時の方が大変だった」というお声や、実際にオペ中に寝ていらっしゃる方も多いです。
悩まれている方は一度ご相談下さいませ。
スタッフ一同お待ちしております。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。