患者さんの負担の少ない
インプラント治療
- 眠っている間に治療が終わる「睡眠無痛治療」
- 切れない・縫わない・腫れない「フラップレス」
- 抜歯した日に歯が入る「抜歯即時荷重」
6本のインプラントですべての歯を支える
「オールオン6」にも対応しています。
6本のインプラントですべての歯を支える
「オールオン6」にも対応しています。
失った歯を人工的に補う治療法は、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」が主流です。しかし、入れ歯やブリッジは、噛み心地、メンテナンス、審美的な面で問題を抱えやすく、お口に合わないと食事すら楽しめなくなってしまうこともあります。
一方、インプラントは、自然歯のような噛み心地を得られ、健康な歯にもまったく負担が掛かりません。
ただし、インプラント治療では、治療の過程で外科的な手術が必要になります。そのため歯科診療の中でも患者さんの負担が大きいとされるインプラント治療ですが、当院では患者さんへのストレスをできるだけ軽減するために、以下のような取り組みを行っています。
当院では、治療における「安心と安全」を担保するべく、多くの精密機器を導入しています。それぞれ詳しくご紹介します。
インプラント治療で金属の土台を埋め込む顎の骨の中には、神経や血管が多く通っています。これらが損傷するのを確実に回避して外科治療を行うためには、患者さん一人ひとりによって異なる神経や血管の位置を、正確に把握しなければなりません。
当院では、術前に「CT」による精密検査を行います。CTはレントゲンと同じくX線で体内の様子を撮影する装置です。レントゲンは一方向からX線を照射するのに対して、CTはお口の周りを360度回転しながら撮影します。これにより、立体的で鮮明な画像が得られます。
CTによる撮影で得られた立体画像データは、コンピュータのシミュレーションソフトにかけられ、インプラント手術のプラン作成に活用されます。
CTで撮影したお口のデータを基に、最適なインプラントの長さ、角度、深さを導き出すのです。
シミュレーションソフトが算出したデータに基づいて作成されるのが「サージカルガイド」です。サージカルガイドは、穴の開いたマウスピースのような形状をしており、手術をサポートする装置だと言えます。
患者さんが手術を受ける際、お口にサージカルガイドを装着し、その穴に合わせてインプラントを埋入します。これにより、シミュレーション通りの位置、深さ、角度でインプラントを埋め込むことができます。人為的なミスを徹底的に排除した、安全なインプラント埋入手術が可能です。
メディフュージは「CGF」という治療で使用する遠心分離機です。患者さんから採取した血液をメディフュージで処理すると、骨の再生を促す「フィブリンゲル(血液凝固に関わるたんぱく質)」が生成されます。フィブリンゲルは、患者さん自身の血液を用いて生成されるため、CGF治療における拒絶反応や、感染などのリスクを軽減できるのです。
インプラント治療をためらう理由の1つに、外科手術への抵抗感を挙げる方も多いのではないでしょうか。「そもそも歯医者が苦手」という方にとっては、より大きなストレスを感じるはずです。
そのような患者さんには「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」をお勧めしています。鎮静剤の点滴により、患者さんは一定時間、眠ったような状態になります。この間に治療を行うことで、恐怖やストレスを感じないまま手術が受けられるのです。
インプラント治療は、通常、歯肉を切開して行われます。そのため「術後に患部が痛んだり腫れたりするのでは?」といった不安を持つ患者さんも多くいます。しかし、こういった身体的な負担を防ぐ治療法もあるのです。
それが「切らない/縫わない/腫れない」を実現する「フラップレスインプラント」です。
※ケースによっては歯肉を切開することもあります。
ラップレスインプラントは、「歯肉パンチ」と呼ばれる器具で歯肉に小さな穴を開けてインプラントを埋入します。メスによる切開がないため、術後の痛みや出血のリスクを極限まで抑えられることが可能です。歯肉が厚い場合は難しいといわれますが、当院は「レーザー」を活用することにより問題なく対応できます。
治療後の縫合や抜糸も不要なため、患部が腫れることもほとんどありません。
一般的な術式 |
フラップレス |
|
---|---|---|
歯茎の切開 |
必要 |
不要 |
処置後の縫合 |
必要 |
不要 |
痛み |
ある |
少ない |
腫れ |
ある |
少ない |
処置時間 |
比較的長い |
10分程度(1本につき) |
通常のインプラント治療は、抜歯後の傷口が治り、骨が安定してからインプラントを埋め込みます。しかし、患者さんにとって数ヶ月もの間「歯がない」というのは非常に不便なものです。この問題を解決するのが「抜歯即時荷重」インプラントです。この術式では、歯を抜いた当日に新しい歯が入ります。
抜歯即時荷重は、抜歯後に空いた穴にインプラントを入れるため、骨の造成や歯茎の切開が不要です。また、治療期間の短縮にも寄与するため、「長期間歯がない」というストレスを感じることがありません。
ただし、適応症例が限られるというデメリットもあります。
インプラント治療には、「ご自身の歯と同じような嚙み心地が得られる」「健康な歯へ負担がかからない」というメリットがあります。しかし、その一方で、金銭的な負担は決して少なくありません。すでに多くの歯を失ってしまった方が、すべての歯をインプラントで補うというのは、なかなか現実的ではありません。
そこで、すでに多くの歯を失ってしまった患者さんにご提案しているのが、「All-on-6(オールオンシックス)」です。
All-on-6は、その名前の通り、片顎につき6本のインプラントで、すべての歯を支える治療法です。
また、原則「抜歯即時荷重」で行うため、手術が終わったその日から、すべての歯が入るというメリットもあります(当日に入るのは仮歯です)。
インプラントは、顎の骨に埋め込んだ金属を土台にして、「上部構造」と呼ばれる人工歯を装着する治療法です。この人工歯は「歯科技工士」と呼ばれる専門家が作製します。当院は、多くの歯科医師の信頼を集める一流の歯科技工士、山北耕治氏に人工歯製作を依頼しています。
1998年 | 広島大学歯学部附属歯科技工士学校 卒業 |
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1998年 | 吉木デンタルクリニック(名古屋)勤務 |
2004年 | 大阪セラミックトレーニングセンター 卒業 |
2004年 | AuCeram(U.S.A)勤務 |
2008年 | 有限会社ファイン(奈良)勤務 |
2008年 | AuCeram(U.S.A)勤務 |
2012年 | Infinite Dental Laboratory 設立 |
インプラントのメーカーは、国内外で合わせて150~200社ほど存在します。当院では、多くの歯科医師から高い評価を受ける「カムログ」のインプラントを採用しています。
インプラントは「生涯使い続ける」想定で埋入します。そのため、世界中の歯科医師から信頼を集めるメーカーの製品を選択しています。
ドイツでトップシェアを誇るインプラントメーカーです。同社の製品はヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界各国で広く使用されています。インプラント体と人工歯の連結部分が非常に安定しているので、噛み合わせの悪化予防にも優れています。
当院は、歯科治療の保証会社「ガイドデント」と提携し、インプラントについては10年の保証を付けています。ガイドデントの保証について紹介します。
一般的なインプラントの保証は「予測できない事故によるトラブル」は対象外です。しかし、ガイドデントの保証は、予期せぬ事故でインプラントが損傷したり抜け落ちたりした場合でも、無償で修復・治療が受けられます。
ガイドデントの保証では、日本全国のガイドデント加盟歯科医院でサポートを受けることができます。たとえば遠方に引っ越してしまい、実際に治療した歯科医院に通えなくなってしまった場合でも、引っ越し先の加盟歯科医院で継続してサポートを受けることができるのです。長く使い続けるインプラントだからこそ嬉しい保証です。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。